柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

代物

2019-09-27 08:22:29 | Weblog
愛知のトリエンナーレ(三年に一度という意味のイタリア語だそうで)、表現の不自由展が三日で中止になったあれです、あそこに文化庁が補助金出さぬ(不交付)と決定したそうです。担当大臣は萩生田さんです、なるほどこういうことにはこの顔がお似合いです。早速河村名古屋市長も賛同の意を表してます。この人がまず噛みついたことから始まった騒動ではありましたから。そして大村知事が目を三角にして、と言うか驚いて取り乱して、裁判に訴えると怒ってます。検閲ではない、単純に手続き上の瑕疵だと大臣は涼しい顔ですが、どうなりますか。何でも総予算が12億円、文化庁からの補助が7600万円、名古屋市からは協賛で3000万円だそうです、もちろん河村さんも出さんでしょうねぇ。それにしても12億円ですか、こんなもんですか?そんな所に昭和天皇燃やしたり、慰安婦像並べちゃダメでしょうねぇ。で、新聞の扱いがまた違うこと、まず朝日、一面トップ、めくって二面に半分とって、社説で叩き、さらに最終面(三面)でも採り上げる。よほどに腹が立つことなのでしょう。毎日は社説で書きますが、他紙はベタ扱いとは言いませんが普通の記事です。公共の場だから、行政から補助を受けてるから良いいけないではなくて、もっと常識的な判断でしょうにね。昭和天皇の写真を燃やすなんてことが芸術として許されることじゃないでしょう。もちろん芸術、アートの定義の問題でしょうが、普通に見に来る人を不快にさせるような展示はどうなんでしょうねぇ。そういうのを見に来る人相手じゃないですからね。でも、アートとはそうやって人を驚かせ不快にさせるものだという定義を読んだこともありますから、定義云々では論議にならないのでしょうが。でも、国が金出す代物じゃないですねぇ、普通に考えて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする