幇助

パラ五輪閉幕です。五輪の紹介するにＴＶはどんな場面でも、オリンピック・パラリンピックと並べて呼んでましたね（今も呼びます、来る東京オリンピック！でいいものを東京オリンピック・パラリンピックと長く）、これもポリコレ規制です。今の言葉で、面倒くさいことです。偽善欺瞞の匂いがぷんぷんします。それは措いて、旗手を務めてた女子スキーヤーがなんと５つのメダル獲って。とても優れ者なんですね。ここに至るまでのサクセスストーリーがまたひとしきり流れましょうね。
　西部邁さんの自死自裁に、誰か幇助者がいたんだろうと捜索されてるそうです。西部邁なんて聞いても知らない人は知らないでしょう、有名な作家じゃありません、私の様なトンガリは皆知ってましょうが大衆（衆愚）をとことん批判する、左巻き達からは右の論客扱いされますが、保守を気どってる者も斬る斬る、反米の人でもありました。この人の文章には英単語がよく出て来て、却ってその方がわかりやすかったりして、ばっさり図解してくれる所は私には知識の整理にとても役に立ってます。いやそうじゃなくて、この人の最期に自殺幇助という罪人がいたという話題です。手伝ったものがいてもいいんじゃないんでしょうかね。彼はずっと前からこうしたいと公言していて、それを果たしただけですから。法律は法律、罪は罪というわけですが、こんな場面で殊更に法治国家ぶりを示さずともいいことでしょうに。