柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

溜息

2018-03-11 08:17:28 | Weblog
五輪の後にすぐに世界に転戦する。高梨や小平じゃなくてカーリング娘たちばかりをTVが追いかけたのはTV映えするからでしょうと皮肉ったことでしたが、物理的に無理だった、彼女達が日本にいなかったのでした。五輪とW杯は選手のモチベーションが違いましょう、メダリストたちと思うような結果の出なかった者との意気込みは違って当然と思うのですが、高梨はやはり勝てず、小平は途中棄権して。一方でノルディックの渡部は金です、高木妹はオランダで優勝してます。直截のライバルは五輪の時と一緒でしょうしその時々のアヤで勝ち負けが決まる、実力は拮抗しているという証拠なんでしょう。が、この人達をこれほどに競技に駆り立てるモノって何なんでしょうか。スポーツに全く優れなかった者には想像するばかりのことですが、俺(私)はできる、勝てるという自負なんでしょうねぇ。自他共に認める実力を備えた者だから、勝てると思うから勝負に向かう、向かえる。経験のない感情、その一です。
 7年目の3.11です。未だに高線量で帰還困難(というごまかし表現ですが)地域が広く残ります。新聞は帰りたくても帰れないと更に煽ります。帰りたくても帰さない、それを国が許さない、が正しいのです。基準以上の線量を浴びて不都合が出るとしても何十年先にしかも確率的なものです。確率的な症状とは出るか出ないかわからない、出る人と出ない人がいるという意味です。対する定義は確定的症状、これだけ浴びれば必ず出るというものです。決して乱暴な物言いとは思いませんが、年寄りが戻ればいいんですまず。50歳以上の者。戻るなという限り戻れません、それを帰りたくても帰れないとニュアンスを変えて煽る。違うでしょう?もちろんこの便利な時代です、コンビニやその他のインフラが揃わなければ不自由です、それこそ帰るに帰れない状態ではありましょう、だから年寄りが先に、なのです。低線量被曝の影響が出る頃には寿命も尽きる、そういう者達こそ先に帰すんです。人命至上の空理想を振り回して溜息ばかりついてて物事は進まないでしょう。そう思いますがねぇ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする