堺市の両親による4歳男児殺人遺棄事件、この手の事件にはすっかり馴らされましたが、やはり心が萎むことですね。マスコミの常でこういう時に両親よりも行政を責めるのです、それにも慣れましたがしかし何度も何度も同じ調子で定型化されると鼻につきます。今朝の読売のコラムは、児童相談所も自治体も何をしていたのか、と嘆じてます。向こうの対応も一緒です、ここまではやったけれど力及ばなかった、こういう事態には申し訳なく思う、でしょうきっと。でも、自分達が悪いとは言いませんよ、実際彼らが悪いんじゃないのですから。一から十まで両親が悪いんですから。鬼畜生のようなやつらが悪いのですから。鬼には会ったことないですが畜生達の子殺しとはきっと違う理由でしょう、彼らから一緒にするなと言われそうです。ちょうど朝日が特集始めてます「児相の現場で」。こういう時にも定番があります、極端な例を挙げる。児相が深く関わってうまくいった例、バカ親の返せ要求に法的に抗えぬとの理由でみすみす殺させた事例、児相が重要視しなくて虐待を見逃した例とか。で、決まって、もっと踏み込めと終わるやつです。きっとこれもそうなるのでしょうが、虐待親と子を引き離すことに法的根拠を求めることから他人事なんですね。マスコミの非難はあくまで安全地帯からの一般論です。行政を批判すればそれで済むと思ってますからね連中は。そうじゃないでしょう?そうではないことは皆分かっていることですよね。抉れよ!ですが。
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