韓国のフェリー転覆惨事、次々に新たな事実が露わにされて、ワイドショーには同じ学者ばかりが出てきます、この人しかいないのかと思うほど同じ人なのですが、とってもクリアに解説します、はっきり断罪します、こんなことはおかしいとか日本の海上保安庁ならこんなヘマはしないとか。感想をはっきり挟むもんだから面白いんですね聞いてて。日本人船長ならこうだったろう、日本の海保ならこうしただろう、初動からその後の対応から全てでまずいと断じます。も一つ前、こういう船を航行させていたこと(過積載やら救命ボートが張りぼてだったこと)、どうしてああいう航行したのか、つまり沈没させない手立てがあった筈だとも強い口調です。指摘するポイントを一つ一つ日本の事例と比較して、日本ではこういう事故自体が起こらないだろうと優越感を十分にくすぐってくれます。だから見ます。また同じ話題で・・と呆れながらも見てます。だって面白いんですから。安全地帯にいて時間かけて一つ一つ遡って検証するんですからこんな楽で且つ不公平な勝負もないわけですが本当に、隣の芝生は青いのです、他人の不幸は蜜の味なのです。この報道模様と見ている側の心持は人の心根を露わにもします。性善?性悪?そういう本質的な共通した心持です。責任問題は事後の政治的司法的決着ですから被害者意識との折り合いだけです。日本なら首相引責辞任という流れになるんでしょうが、大統領はどうなんですかね。日本では首相は議会で選出されますから不信任議決ってのが有効ですが、大統領は直接選挙ですから罷免権は議会にはないのでしょうか。ならば辞めると言わぬ限り辞めさせられぬという仕組みですか。それとも罷免選挙ってのがあるんでしょうか。リコールです。女大統領、レームダックだそうです週刊誌の新聞見出しです、この言葉もよく見ますが。300人の修学旅行高校生を死なせた惨劇、こういう事例は日本にもあったし、歴史上はいくらでもあることでしょうが、この科学の時代にIT時代にこんな人災が・・。起こると言うことです。人は簡単に死ぬのです。他山の石です。自分が船長だったらどうしたか、乗り合わせていたら?、海洋警察の責任者だったら、そして大統領だったら。他人事なのですが、いかにリアルに感じられるか。無理ですかね。
goo blog お知らせ
カテゴリー
- Weblog(6839)
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- Mersey Box
- ビートルズをこよなく愛する人のためのサイトです
- goo
- 最初はgoo