柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

告発

2013-11-06 08:23:08 | Weblog
誤表示、偽装、不適正表示。色々に表現方法があり、それぞれにニュアンスがあり、使い手の意図が見えて面白いことです。だから日本語は、漢字表記は世界に冠たる大文化なのですがそれは措いて。発端の阪急阪神ホテルズの社長の居直りがまずかったという前例でしょう、まぁ次々に出てくる不祥事公表の場ではどいつもこいつも右へ倣えで一斉謝罪です。理由?どこかの新聞にありましたが、高級志向につけ込む儲け主義ですね、これしかありません(話が逸れますが、こういう時の「しこう」は指向じゃないんでしょうかね。志向では信念とか信条とかそういうニュアンスが加わるようで変な気がします。私が変でしょうかそれとも)。こう書いとけば高い金払ってくれるんだから、どうせ味なんか区別できっこないからやっちまえ。これしかないです。故意じゃなかったと、ここのところだけはしきりに強調してますがどこの責任者も、ここが罪かどうかの境目ですから弁護士には強く注意されているのでしょう。刑事罰の勘所は故意か否かです、昨日国会通った危険運転に関する法案もそうです、人殺しても故意じゃなければ罪一等減ずるのが原則です。ですから連中は決して言いません、材料差し替えていたは明らかに故意ですけれどね。故意じゃなくてそんなことできますか何年も続けて。一回や二回は「手に入りませんでした」とか「在庫処理の関係で」とかなんとかであるかもしれませんし、そんなことなら咎めることでもないのですが、ゴッソリ仕入れておいて知りませんでしたは大嘘ですわね。阪急阪神ホテルズの社長のように部下の現場の所為に押しつけるのが正しいことなのかもしれません(本当に社長は知らなかったことかもしれませんから)が、そうしてしまうときっと次から次へとチクリの連鎖、内部告発が爆発します。もっともっと被害が拡大します。商品(原料)偽装は食材に限る筈もないことでしょうから。謝れ!早く公表して(チクられる前に)謝れ!二次被害を防ぐ手立てはこれだけです。見てる方がうっとうしいことですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする