柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

力差

2013-11-03 09:32:09 | Weblog
田中の仁王立ちを期待してましたが、野球の神様の所為にしましょう、最終戦までもつれます。巨人のキーマンは由伸ですね、シリーズ男というか。ここぞで打ってますよ。この人ももう引退でしょうし、最後の華が咲きますか。新聞によれば星野さんは田中に降りろと言ったそうですが、本人が嫌がったと。そして最終回のその由伸の三振。外角高めの速球。あれが見納めだったのでしょうね、本人もそのつもりだったのでしょう。地上波のTV中継があれだけ視聴率上げたのは(たぶん)久しぶりじゃないんでしょうか。ひとえに田中のお陰です。凄い奴ですわ。ハンカチ王子はどこで見てるんだ?
 昨昼たまたまラグビー中継見てました、NZのオールブラックスです。まあ、でかい奴ばかり、体格差体力差は歴然です。でゲームです、これまた歴然たる差。あの大きな体で走る走る。技術もすごいこと。チョン蹴りしてディフェンス抜いてそのままトライする場面は、素人ながら唸りました。もう一つ感心したのはトライの後のプレースキックを全て成功させることです。殆どが、角度のない位置(サイドライン寄りの位置)からの距離の長いキックでしたが全て決まるんです。こりゃ強い筈ですよ。昔に新日鉄釜石が強かった時代(松尾の時代)そして同志社が平尾、大八木を擁して全日本を獲り、その後神戸製鋼が強い時代、正月の大学選手権、正月15日の日本選手権が楽しみだった時代よく見てましたので、ラグビーは知ってるつもりなのですが(アメリカンフットボールはからきしダメです)、この力の差はどうだ?の呆れです。今までの対戦成績が載ってましたが、今回の54-6ってのが過去最少点差です、だんだんよくなってるなんて言ってますが、んな馬鹿な。145-一桁って時もあります。高校の地方大会でもこんな点差はないだろうという代物です。そしてもう一つ、全日本に外人が多いこと驚きます、それもタヒチ系というのか、黒人系褐色系。日本人よりは大きいのですが白人のあのでかさとは一回り違います。競技によって全日本選出規定が違うそうで、国籍だけじゃないのでしょうね。そして人数規定。日本チームに明らかな外人が入ってるのもなんだかなぁではあります。こういう感覚こそが島国根性でしょうか、閉鎖的排他的根性なのでしょうね、変えるつもりは毛頭ないことですが。
 今日11月3日は文化の日ですが、明治時代は天長節、天皇誕生日でした。明治天皇の誕生日です。4月29日の昭和の日は、昭和時代の天長節(戦後はこんな呼び方しません、私達もこんな呼び名で教わってません)です。大正天皇の天長節は8月31日(その儀式は10月31日に行われたという特例であったそうですが)でしたが、これは記念日(祝日)になってません、これが不思議なことですね。文化の日ではなく明治の日という呼称にしろという論説が産経新聞に載ってました、らしい記事ですが、明治への憧憬というか手本にすべきという前提がプンプンしています、私の嗜好にぴったり合う所ですので、そうだそうだと思って読みました。いえ、単に昭和の日に倣っての呼称の変更ということに止まらぬところわかっていただきたいわけですが、話が長くくどくなりそうなので今日はこの辺りで。

 
コメント
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