柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

報酬

2010-11-20 08:18:50 | Weblog
巨人の阿部、4億円年俸だそうです。野村、田淵以来の捕手の40本塁打が効いたそうです。この二人に並んだという評価でしょう。捕手と言えば誰を思い浮かべますか。昔は(今もなんでしょうが)、そのチームに顔ともいえる不動の捕手がいました。巨人は森、阪神は田淵やヒゲ辻、広島は達川、中日は木俣、中尾、ヤクルトは古田(その前は八重樫なんて強面でした)、横浜は大魔神の頃、強かった頃は今中日にいる谷繁でした、パリーグはその点どうですかね、ソフトバンクの城島(今は阪神)、近鉄の梨田(ここはもう一人いました、名前忘れましたが、後で巨人に行った人、鈴木啓二用の捕手でしたね)強かった時代の西武の伊東。その阿部が会見で言ってました、このご時世にこれだけ貰えるんだからきちんと応えねばならないといった趣旨を。そうですね、このご時世に4億円です仰天モノ。だから夢の職業たりえるんでしょう。野球少年の目が輝くわけです。腕に自信のある小僧たちの胸を震わせるわけですね。これはこれで、の世界なんでしょう。もっとも業界内では札束攻勢が公然と行われているのでしょう、金持ちは巨人だけじゃありません、昔の巨人のように阪神も品のない獲り方します、だからこの高額、でもあるのでしょう。引きとめ料。情より金。40歳まで続かない「労働期間」です、稼げる時に稼げるだけを、という考え方は正しいことでしょうし、才能のある者は相当の報酬を得るべきという資本主義、自由主義における勝者であるわけですね。と、ぶつぶつ書けば書くほどに、才能の欠ける者の僻み言になっていきます。こんなに貰っても税金が大変だろう、手取りはどのくらい?なんて段々に淋しい話になっていきます。夢ですね。別世界。そうですね。・・・
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