memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

貨物船が衝突し転覆 伊豆大島沖

2013-09-28 08:22:12 | 海事

 27日午前1時20分すぎ、東京・伊豆大島の西約11キロの海上で、名古屋市港区の丸仲海運所有の貨物船第18栄福丸(498トン)とシエラレオネ船籍の貨物船ジィア・フイ号(2962トン)が衝突した(9月27日朝日新聞)

下田海上保安部は栄福丸が転覆、漂流しているのを発見。日本人乗組員6人の行方がわかっていない。海保は、船内に閉じ込められている可能性もあるとみて、捜している。下田海保によると、栄福丸には大川信悟船長(62)ら日本人6人が乗り組んでいた。
 
第3管区海上保安本部(横浜市)は対策本部を設置。同日午前9時40分ごろ、特殊救難隊が栄福丸の船底をハンマーでたたいたところ、船内からの反応はなかった。近くに栄福丸の救命ボートが転覆した状態で浮かんでいたが、中には人がいなかったという。栄福丸が沈む恐れもあり、海保はダイバーが船内を捜索するかを慎重に検討している。ジィア・フイ号の船首にはへこみがあるという。
 衝突当時、付近の海上は波の高さが2・5メートルあり、気象庁は強風波浪注意報を出していた。 栄福丸は名古屋港から千葉県市川港に向けて鋼材を積んで航行中、ジィア・フイ号は川崎港から韓国・釜山港に向けて航行中だった。
   
 下田海上保安部は第18栄福丸の乗組員6人を発表した。6人の氏名は次の通り。  船長・大川信悟さん(62)▽次席船長・高井智昭(ともあき)さん(40)▽一等航海士・山本慶正(けいしょう)さん(29)▽機関長・本山規(もとむ)さん(57)▽次席機関長・西岡康典(やすのり)さん(57)▽一等機関士・三鬼(みき)多満男(たまお)さん(61)


魚の衛生基準

2013-09-28 08:21:46 | 
FAOは鮮魚、ムール貝、甲殻類などの衛生基準に関する新しい文書を発表した。これは中央アジア地区において漁獲、養殖から消費者に至るまでを対象としたもの(9月19日TFSND)

魚およびその製品は世界的にもっとも取引される食品と張ってきている。このため効率的な管理や検査が漁業市場においては、職の安全と消費者保護のためにきわめて重要となっている。多くの国々はHACCPを含む衛生や健康に関る法規を国際的に認められる取扱や製造の際の基準として取り入れ実行している。この文書は魚(および食品)の検査に関る中堅クラスの政府のスタッフを問うh祖は対称にしたものであった。しかし、漁獲のや養殖に携わる商業的な活動にも適用される。

安全、品質、生産管理は魚や漁業製品が生鮮であるところから特に重要である。安全と品質はその漁獲や収穫の際の状態によって決まる。それを消費者に届くまでにいかに処理し保存するかが肝心である。これに関しては沿岸の汚染、漁船の衛生状態、水揚げ場、輸送情況、保存方法、販売の状態などが関連する。

ヘイクの産卵調査航海を実施   チリー

2013-09-28 08:19:37 | 水産・海洋
最新の科学調査船 ‘Cabo de Hornos’がチリー南方沿岸で1ヶ月間の調査航海を終えた。この航海では3種類の魚の産卵状況を調査した(9月16日MP)

こうした調査は1996年以降は行われていなかったものと漁業当局者が発言している。
最新鋭船のCabo de Hornosは海上で静かに演じのんを聞かれずに留まることが可能である。 本船は世界で5本の指に入る新鋭船で、海洋調査、水理学的調査、漁業の持続性に関する調査などが可能で居住区は41人を収容でき研究者25人が乗船でき、洋上に260日間滞在できる。本船の建造価格は67.5億ドルでそのうち51億ドルをチリー海軍が負担、残りを漁業養殖局が負担した。

本船就航式では漁業養殖局次長, Pablo Galileaが Cabo de Hornosは「チリー政府の必要とする海洋調査および漁業調査に対応したもので信頼できる肝心な情報の更新や持続性に基づく新しい漁業養殖法の設定に役立つ」と表明している。本船は音響基準ICES209に対応し非常に静穏であるため魚群の上に静かに留まることができる。またそのキールには洗練されたセンサーが取り付けられている。

Cabo de Hornosのはじめての主要任務はMagallanesおよび Aysen地区沖合いの緻密な科学調査を行うことでホキ、ミナミヘイクおよびミナミブルーホワイテイングの産卵調査を行う。本船の設計は世界的な権威であるノルウエーのSkipstekniksが担当,建造はチリ海軍造船所Asmarが行った。また本船の管理と指揮はチリー海軍が行い科学調査は漁業養殖局が行なう。(以下省略)