違法操業の疑いのある韓国漁船を拘束した リベリア

以前別の韓国漁船が2010年リベリア漁業法違反で拘束されたことを伝えられている。今回は隣国のシエラレオネとギニアの許可を有する漁船 F/V Nine Starである（8月23日SIF) 6月6日地元漁業集落が国家漁業局BNFにリベリアの北西沖でこのF/V Nine Star が積極的に操業を行っていると通報した。リベリア沿岸警備隊LCGのzodiacボートが待機し、本船拿捕に向かった。現場到着時点で本船は実際に操業しておりその漁具は海中にあった。本船に乗り込んだLCGtとBNFのチームが逮捕にあたった。 6月8日土曜日午前10:30 にBNF、LCGおよび海事局LMA、入国審査局BINによるチームが本船に乗船した。現在本船はモンロビア港に拘置され法の裁きを待っている。罪科は無許可操業、オブザーバーの乗船していないこと、違法な輸出、リベリア水域に入る際の当局への通報義務の無視などである。（中略） 地元民らはしばしば黒覆面の船がいると通報していたが、これは船が大型であり船体が黒く塗られていたことによる。本船は韓国のSeokyung Corporation 社が船主であり、船長も韓国人である。

クジラの捕獲枠の半分以上をすでに獲った アイスランド

アイスランドが国際的な非難を受けているのはサバだけではない（8月23日FUD)

この国が物議を醸している捕鯨にあってはその政策は維持されており、9月まで続く今年の4ヶ月間の漁期にすでに90頭のナガスクジラを捕獲している。これは漁獲枠154頭の半分以上になっている。そのほとんどの鯨肉は日本に輸出される。ところが一部の船積み分が数週間前にドイツでストップされアイスランドに送り返されている。

フロリダのカキ産業が緊急事態宣言

いつもは繁盛しているカキのビジネスが深刻な危機に直面している（8月23日FUD)

米国商務長官Penny Pritzkerはフロリダ半島西岸のカキ漁業の障害発生を宣言した。この問題は2012-2013年漁期の非常に乾燥した天候が原因である。Pritzker長官は 歴史的なカキ産業の重要性を理解するとともにこの事態がPahhandle地区のビジネスに影響を与えるとしている。同長官は「乾燥によりカキの水揚げが減少、収入にも顕著な影響を与えている。国家漁業法により本漁業は資源の災害と認定された」と。この部門はこの危機にたいし州の基金を受けることを期待している。