ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

フランスの生鮮食品マーケットでランチをイートイン

2020-05-24 22:04:47 | お出かけ&旅行

フランスはよく行く国のひとつですが、パリはほとんど行かず、もっぱら地方が多くなります。

当然、ワインの産地周辺になるので、地方の美食を楽しむ機会があります。

 

たとえば、フランス南西部のナルボンヌ

国鉄の駅から徒歩圏内に、Les Halles de Narbonne(レ・アル・ド・ナルボンヌ)という地元の生鮮食品のマーケットがあり、肉類、チーズ、野菜、魚介、パン、スイーツなどの店が大きな建物の中に集まっています。

旅の最終日なら、チーズやお菓子などを買い込みたいところですが、そうもいかない時は、イートインをやっている店で飲み&食べることにしています。

 

以前行ったこの時も、ちょうどランチタイムでしたので、店とメニューをチェック。

もちろん空席がないと座れません。

ちょうどここの店のカウンターが空いていたようなので、店のスタッフに尋ね、無事に着席。

 

選んだのは、マグレ鴨の胸肉のロースト

メインの鴨のほか、付け合わせのポテト(ドーンとボウルに大盛り!)、パン、焼いた野菜(焼きすぎて炭になっているものが混ざってました )、サラダがセットになっています。

 

鴨の胸板が分厚い!

この鴨も表面が少し焼きすぎで固く、噛み応えがありすぎました()

ちなみに、マグレ鴨は、フォアグラを取った後の鴨です。

 

マグレ鴨(マグレ・ド・カナール)なら、どのワインがオススメ?と若い女性スタッフに訊くと、このワインを出してきましたので、グラスでいただきました。

 

メルロ、カリニャン、グルナッシュ、シラーをブレンドしたIGPワインで、ナルボンヌから北に約20kmにあるMailhac(マイラック)という地域の生産者のもの。

超ローカルワインで、これも日本に入ってきていないと思われます。

アルコール度数14%と高く、パワフルな赤ワインですが、タンニンはそれほどカチカチではなく、果実のボリュームが大きいタイプでした。

 

ちなみに、この店のカウンター前のショーケースには、シーフードがありました。

海に近いので、シーフードという選択肢もありでしたね。

 

店のテーブル席は予約客でいっぱい。

 

ホール内には牡蠣の店もあり、その場で剥いた牡蠣を食べられます。

 

イートインできる店がたくさんあり、どこにするか、非常に悩ましいところ。

 

この店はスポーツファンのテンション高く、混ざる勇気が出ませんでした()

 

連れがいればよかったですが、ひとりだったので、テーブル席はちょっとハードル高かったです。

ひとり客に人気のカウンターはすでにいっぱい。

ちょうどランチタイムでしたからね。

 

 

ナルボンヌの国鉄駅からだと、徒歩数分の「ナルボンヌ大聖堂」を観光しながら運河沿いにさらに歩いて行くと、マーケット(レ・アル)の建物があります。

 

Les Halles de Narbonne

1 Cours Mirabeau, 11000 Narbonne, France

https://www.narbonne.halles.fr/

 

基本的には、土日も含めて毎日朝7時から14時まで営業していますが、今はコロナの影響で、どういう営業体制になっているかわかりません。

ホームページ(フランス語)で確認してください。

 


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