地元の古い友人たちと、遅れに遅れていた私の誕生日会という目的で集まりました。
お店は、私が以前から行ってみたかったところで、友人が予約を取ってくれていました。
ビールが豊富で、ワインリストもかなり豊富だったので、ビールの後にワインをボトルで頼んだところ、ボトルの肩口に触ると温かい赤ワインが来ました。
少しだけグラスに注いでテイスティングすると、案の定、生ぬるくて、このままでは飲めたものではありません。
はて、どうしたものか…
お店のスタッフに、冷やせませんか?と訊くと、「赤ワインは常温でお出ししてます」とのこと。
ええ?今だにそんなこと言われるとは思いもしませんでした。
常温って何度?
それに、予約客なのに出入口に一番近い端っこの末席で、出入り口のドアが開くたびに外の風が入ってきて、超寒いんですけど…
この席の温度と比べたら、ボトルの温度の方が絶対に高いですよ、ええ…
それでも、氷の入ったアイスバケツを用意してくれたので、よしとしましょう。
ですが、「ワイングラスの方にも氷を入れましょうか?」の一言は余計だったかも。
しばらく冷やして注いだワインを飲んだ友人いわく、「全然ちがう!」
もちろん、冷やした方が断然おいしい、という意味です。
今や、季節やシチュエーション、ワインの性質などによって、提供温度を変えるのは普通のこと。
真夏に、「常温」の赤ワインを飲むなんてことはありえないですし、白ワインやスパークリングワインだからといって、キンキンに氷で冷やさなければならない、とは限りません。
口に入れて生ぬるいと思ったら、冷やした方がおいしく飲めますし、冷たすぎて味がわからないと思ったら、クーラーから出し、自分がちょうどいいなと思う温度に調整します。
その店はチェーン店でした。
ワインの提供温度に関しては、全店共通のマニュアルがあるんでしょうかしら?
他の店舗に行く機会があったら、提供温度を確認してみたいです。
それにしても、席が寒くて参りました。
飲んだら暖かくなると思っていましたが、結局、最後まで寒かった…
あ、料理の方はおいしく、お腹も膨れ、満足しました。
ごちそうさまでした。
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