ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

海外での展示会では「再会」も楽しみ@Prowein 2019

2019-04-05 10:27:03 | ワイン&酒
見本市の魅力は、新しい生産者、ワインに会えるのはもちろん、以前訪問したワイナリーや、知り合いの生産者に再会できることでしょうか。




以前チリ訪問時にお世話になり、その後、日本に何度も来日している「CONO SUR」の現チーフワインメーカーであるマティアス(右)、アジア地区担当から別エリア担当になったため、今は会えなくなった輸出マネージャーのゴンザロ(左)に、3月のProwein(独デュッセルドルフ)で再会できました。



マティアスが紹介してくれたマルベックの新商品、相変わらずコスパよし!
日本にもそのうち入ってきそう?



チリワインコーナーは相変わらず人気

古い歴史がないことを逆に誇りとし、若いチームが牽引し、今やチリ屈指のワイナリーに成長したコノスル。
色々なことを打ち出してくるので、ここは引き続き目が離せません。





昨年12月に訪問したイタリアで出会ったピエモンテの「IVALDI DARIO」のアンドレアからはメールをもらっていたので、ブースに会いに行きました。
ピエモンテ州アスティの南に位置するアックイ・テルメの試飲会で会い、ディナーも彼のワインで一緒に楽しみました。



ブースでは、12月に試飲したワインが並んでいましたが、初めて見るボトル(左端)もあり、聞けば、新商品とのこと。




瓶内二次発酵のALTA LANGAの辛口スパークリングワインで、ワイン名には、自分の名前「ANDREA」と付けています。



ここのバルベーラの赤も私のお気に入り。
非常に意欲的な生産者ですが、残念ながら日本未輸入。





ドイツのヴュルテンベルクの「KARL HADLE」のモリッツとも再会しました。
彼のワイナリーはシュトゥットガルト近郊にあります。



赤ワインの産地ですが、リースリングに愛を注いでいる若き生産者です。
彼には、私が執行委員をしている「Riesling Ring」の活動をPRしてきました。
ここも日本未輸入。

すでにリポートしたドイツワインクイーンは、ヴュルテンベルク出身。
ProWein でドイツワインクイーンに会った際にモリッツのことを話したら、彼女もモリッツを知っている、と言っていました。同じエリアの同世代ですからね。





アルメニアのブースを見つけたので、もう何度も会ってる「OLD BRIDGE」が出展しているか探したら、オーナーのアルメンさん一家がいらっしゃいました!



3人とも嬉しい再会です。
彼らとは、かなり濃い密度で会っています。
マダムから「あなたは絶対にProweinに来ていると思っていたわ」と言われました。



アルメニアの地場品種「ヴォスケハット」の辛口白ワインを再び。





写真を撮るのを忘れてしまいましたが、昨年5月に訪問したイタリアのソアーヴェに北接する産地デュレッロ(Durello)で出会った若手女性生産者たちともソアーヴェのブースで再会しました。
デュレッロは、デュレッラ(Durella)という白ブドウで造られる辛口スパークリングワインです。



こちらは現地訪問時に撮影した写真。
Proweinで再会できたのは、「TONELLO」のディレッタ(右)と「FRANCHETTO」のジュリア(中央)。
彼女たちは、Soaveのワインも造っています。

4月7日からイタリアのヴェローナで開催されるワイン&スピリッツの見本市「VINITALY」にも出展すると聞いたので、ヴェローナでの再会を約束しました。

ということで、これから「VINITALY」の開催地イタリアに向かいます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見つけた!上質ポルトガルワ... | トップ | アリタリアのアップグレート... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン&酒」カテゴリの最新記事