年末に向かっていろいろなものの価格が高くなってきますが、旬なのに、最盛期で安く買えるはずなのに長期にわたって価格が高かった今年の農産物の筆頭は「トマト」でしょう。
我が家ではどうしても必要な食材ではなかったので、今年は過去一番トマトを買わなかった年になりました。
今はだいぶ下がってきて、日替わり特売になっているミニトマトを狙って買ってます。
トマトの価格高騰は猛暑が大きな原因とのことですが、やはり猛暑のせいでダメージを受けたのが「リンゴ」です。
秋になってリンゴが出回るのを楽しみに待っていましたが、なかなか店頭に出てこない上、価格が高い!
なぜ?と調べたら、今年の猛暑と、春先の凍霜害の影響のようです。
花芽が出たところに霜が降りると、ダメージを受けてしまいます。
結実まで進んでも、今年の猛暑がリンゴを襲い、着色不良をはじめ、不揃い、傷、といったトラブルのある実が多くなってしまった年だそうです。
そのため、大きくて形のいい贈答用のリンゴがほとんど用意できなかった、というニュースも見ました。
我が家では、12月に入ると、家で食べる用のリンゴを箱で買うのですが、今年の様子では無理…
そう思っていたら、大きさが不揃いで、やや難ありの形のものが混ざっているおかげで安くなっていた箱入りりんごを偶々スーパーで見つけ、買ってきました。
不揃いのリンゴ (山形県天童市) 数えたら19個も
実はもうひとかごあります
2週間ほど前に別のスーパーで見つけたのは、小ぶりサイズの箱入り「ぐんま名月」。
果皮はグリーンから黄色がかり、赤みも少し見えます。
画像の赤いリンゴは、福島の叔母が送ってくれたもので、品種はおそらく「ふじ」?
大きさの違いがわかるでしょうか。
「ぐんま名月」は、先月、群馬県のJAの売り場で見ましたが、「ふじ」くらいのサイズのものがあり、それなりのお値段はしていました。
私がスーパーで買った箱入り「ぐんま名月」が超お買い得価格だったのは、サイズが小ぶりだからでしょう。
今年のリンゴの高値にため息しか出なかったので、小ぶりでも傷ありでも、家で食べるにはお買い得価格品はウエルカムです
ということで、いま、我が家にはリンゴが30個以上あります(笑)
リンゴは保存がきくので、年開けてからもしばらくは楽しめそうです
福島の叔母に教えてもらったリンゴを長持ちさせる保管方法は、
1個ずつラップで包み、冷蔵庫の野菜室に入れておくこと、だそうです。