新型コロナウイルス感染拡大からの緊急事態宣言が解除されたので、街中や観光地への人出は戻るだろうなとは予想していました。
案の定、百貨店の開店前の行列、湘南の海岸への人出などなど、人の動きが活発になってきたようで、中には、混み合う飲食店で大声で話すグループ客の姿も見られたとか。
私は、「自粛警察」みたいなことは言いたくありませんが、上のような行動って、日本人らしいなぁ~、って思ってしまいました。
日本人って、人が集まる所が好きで、TVやメディアで紹介されていたり、行列ができている場所にわざわざ行きますよね?
ブレイクしたら右へ倣い、二番煎じのものも続々と出てきます。
そもそも、ものまねで日本が発展してきた歴史がありますね。
コロナ禍では、空になったトイレットペーパーの棚が映し出されたドラッグストアに殺到し、巣ごもり人気で即席麺やパスタ、ホットケーキミックスなどが爆売れしていると聞けば、元々の価格の何倍にもなった商品でもネットで買い求めます。
日本人は、人がいる場所や、皆が持っているものに安心感を覚えるのが人一倍強い人種なのだと思います。
ですから、店の棚を空にさせないためには、空の状態を映像や写真で出さない方がいいのでは?、という声が出ました。
ということは、湘南の海岸や人気行楽地などに人が集中しないようにさせるには、その場所と様子を出さない方がいいのかもしれません。
紹介されると、「あ、みんなが行ってるんなら、自分も行っていいよね?」となります。
外出自粛期間でも、生活必需品の買い物はOKで、商店街が賑わう様子を映し出したことから、自分も、自分も、という人が増え、問題になったのだと思います。
長い歴史の中で、弱い個が群れになることで自らを守ってきましたが、コロナの時代は、個を尊重し、自らの意思で適切なソーシャルディスタンスを取ることが重要になってくるのではないでしょうか。
白鶴 大吟醸 芳醇 (兵庫県神戸市東灘区)720ml
以前、家で晩酌飲んだ日本酒。秋冬の期間限定発売商品でした。
白鶴の大吟醸の中でも、酸味とコクが他よりも強いそうです。
精米歩合50%、日本酒度+4、アルコール度数16~17%。
飲んでみると、まろやかでコクがあり、酸でほどよく引き締まった辛口で、好きなタイプでした。
希望小売価格は1,100円だそうですが、お安く買えたので、ラッキーでした