ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

空港税関で課税がある時に

2018-05-25 09:33:04 | お出かけ&旅行
昨日イタリアから帰国しましたが、帰国の際に必ず通過するのが税関です。

申告するものがない人は、機内で渡される黄色い用紙に必要事項を記入し、それをパスポートと一緒に出せば終了ですが、申告するものがある場合は、必要な関税を支払います。

今回は成田空港でしたが、相変わらず「免税」レーンのみで、「課税」レーンが見当たりません。

私が海外から帰国する場合、免税を超える量のワインを持ち帰ることが多いので、8割がたは「課税」になります。



ワインの場合、750mlのレギュラーボトルなら3本までは免税で、4本以上ある場合は課税になります。

ハーフサイズボトルなど、容量がバラバラなボトルが混ざる場合がありますが、実のところは容量合計で計算されます。
アルコール類は、760ml×3本までで、合計2280mlとなり、750mlのワインなら、3本+30mlまでが免税範囲です。



そんなわけで、「課税」レーンに並びたいんですが、ほぼ用意されていません。

仕方なく、「免税」レーンに並びますが、慣れていない職員に当たると、かなり時間がかかります。
後ろに人が並んでいなければいいですが、今回は何人も並んでいたので、その方たちには気の毒でした。

ですから、いつも職員の方に「なぜ、課税レーンがないんですか?」と尋ねますが、毎度「すみません」しか返ってきません。


ですが、今回、乗りたい電車の時間が迫っていてキレかけつつあった私は、職員に強く追及したところ、
「課税の場合は、近くにいる職員に声をかけてくだされば、対応します」という応えをもらいました。

なるほど!
開いていないレーンにも職員がいることがありますが、次回からは、その周辺で税関職員に声をかけようと思います。



さて、課税の場合、ワインならサイズと本数を伝え、職員が計算し、支払わねばならない金額が記載された伝票を渡されます。
それを、出口の並びにある税金支払い窓口(郵便局の窓口のようです)に提出し、現金で支払った後、領収印を押してもらいます。

以前は、この窓口までは自分で行っていましたが、いつからなのか、職員が付いてくるようになりました。
「案内します」と言っていますが、支払わずに出ていかれないための帯同?(笑)

とにかく、今回は(も)時間がかかり、結局、乗ろうと思っていた電車にタッチの差で間に合わなかったので、ターミナル中央ビルまで戻り、次の電車までの時間つぶしで、プライオリティパスで入れるラウンジでアイスコーヒーを飲んでました


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする