ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン@銀座

2008-07-26 15:05:01 | レストラン&店
ミシュランの一つ星を獲得している
銀座のフレンチレストラン 「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン」 で食事(ランチ)をする機会がありました。

ここの1階のカフェには行ったことがあるのですが、食事は今回が初めて。
地下には個室(シェフズテーブル)もあり、いい雰囲気です。





パン

紫のパンには紅芋が練り込まれています。
バターは無塩のものと有塩のもの2種類が用意されていました。



縞鯵のマリネとブルグールのガトー仕立て バニラと茗荷の香り

小麦の干し飯版のようなブルグールの歯ごたえがよく、前菜なのにボリュームのある一皿になっています。2種類のピーマンソースが彩りを添え、まるでお菓子みたいでした。



イサキのポアレ 赤ワインソース 茸のフリカッセを添えて

シンプルな料理ですが、魚の火の通し具合がちょうどよく、皮目もパリッとし、ソースも非常に美味



ピゴール豚のロースト スパイス風味 季節野菜と貝類と共に

ピゴール豚はフランスの豚で、ソテーしてからオーブンでローストし、ソースには豚骨などからとった出汁が加わるという、手の込んだメイン。キメが細かくてむっちりした肉質でした。貝はホタテとトリ貝。



イチジクのミルフィーユ仕立て
イチジクとアプリコット風味のバニラアイスクリーム


ミルフィーユにはジャム状にしたイチジクが、アイスにはイチジクの煮汁とアプリコットジャムが加えられています。右手前は生のイチジク。デザートに少し酸味のあるフルーツを持ってくると、引き締まりますね。



小菓子

甘いもの好きには嬉しい最後のミニヤルディーズ 



この店のガストロノミー・プロデューサーは、フランスはパリ出身の 
ドミニク・コルビ 氏 (Dominique Corby)(1965年8月生まれ)。

コルビ氏の日本とのかかわりは、1994年に「ラ・トゥールダルジャン(東京)」のエグゼクティヴ・シェフとして来日して以来で、2002年からは「ホテルニューオータニ大阪」に移り、現在は同ホテルのフランス料理「サクラ」の総料理長を務めています。

「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン」のガストロノミー・プロデューサーには、2003年に就任。



この店の良さは、まず良い素材を選んでいるということと、クラシックで伝統的かつ確かな技術をベース現代らしさも加えていることだと思います。

洗練されて重たすぎず、しかもきちんとしたフレンチを食べたいという時に使えるお店ではないでしょうか。


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  ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン (銀座 フランス料理)
     
     http://www.6eme.com/index2.html


コメント
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