あの日から5年がたちました。
今日は教会の会堂清掃に行きました。2時間くらいで終えて、お茶の時間です。
話しは自然と、あの日の出来事に・・・めいめいが、どこにいて、どんな体験をしたか口々に語り始めました。私も聞かれて浅草での体験、長い間歩いてステップハウスに行き、友人共々泊めて貰ったことなどを話しました。
でも、当然ながら私達の話は、「あのときはちょっと困ったね」程度の話しです。誰も怪我一つしなかったし、ましてや津波とは無縁で、家族や友人を失ったりしなかったし、家屋家財の被害もありませんでした。
単なる「思い出話」であって、現在の自分の生活とはなんの関わりもないのです。テレビで惨状を見たり、今も続く仮設の暮らしや、一向に元に戻らない町や村の現状を見て「気の毒だなあ」「大変だなあ」という思いを寄せるだけで、決して当事者の皆さんと同じ思いにはなりません。
そのことが、申し訳なく思います。
来月、久しぶりに東松島に行きます。
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