お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

20回目の訪問

2015年05月28日 | 東日本震災ボランティア関連

 30日からいよいよ仙石線が開通するのですが、それには間に合わない今回の訪問でした!

 <25日>

 JR.松島の駅までいつものようにMさんがお迎えに来てくれました。仙石線東名駅は出来たけれど、まだ駅周辺の道路が出来てないし、駅は高台にあるのでやはり車が必要と聞いてちょっとがっかりです!

 半年ぶりの響き仮設。皆さんのお元気そうな顔にちょっと安心しました。でも、仮設の住人はいまや半数近くになり、統廃合が行われるようです。

 今回はデコパージュですが、私の考えた新しいやり方なのでどうかなと思いましたが、喜んで取り組んで下さいました。

                    

        

<26日>

 この日は塩竃駅で降りるとKさんが車で迎えに来てくれていました。ずっとカキの殻剥きの仕事で忙しかったKさんは久しぶりの参加です。

 Kさんは現在は多賀城に住んでいますが、東名の復興住宅地に土地は確保できているのでこれから建築するようです。でも、それよりもKさんは自分のふるさとが津波でやられ、たくさんの知り合いが奪われたことがまだ大きな悲しみとなっているようでした。当然ですよね。

 Kさんは、あの3.11の前に地震が来て、みんな津波を恐れて避難したこと、でも実際は津波が来なかった!その油断が3.11の被害を大きくしてしまったと嘆き、

 たとえ避難したことが無駄になっても良い、とにかく地震が来たら逃げる・・・これを日常的に徹底していたらもっともっと多くの人が助かったのに・・・と、悔しそうに話していました。

       

                       

 数々の料理におなかいっぱいになりました! Tさんの買ってきてくれたくるみやずんだの串団子が美味しかった!

<27日>

 リフォームの終わったサクラハウスが見たくて、それとシェフの美味しいランチが食べたくて、東仙台教会のHさんの車で行きました。

 前回の訪問の際は工事の真っ最中で、どんな風になったかと興味津々・・・思ったよりも風格のある和風の建物に生まれ変わっていました!

         

 中に入ると、お掃除の真っ最中!ラーメン担当のK君と三人の外人さんが床を磨いていました。また、厨房ではシェフのTさんが調理中。私はカトラリーを整えるくらいしか出来ませんでした。

 この日はラーメンはお休み。ランチとカフェのみの営業でした。

                       

 この日のランチは、メーンとして野菜を挽肉で包み、さらにお肉で巻いた物にとろりとしたアップル風味のソースがかかった、なんとかという名前の物。(聞いたけど難しくて、即忘れました!)  あとは、エビピラフと、野菜サラダ。そして、暑い日だからと、コンソメスープの冷製ジュレ。ショウガ入りのこのジュレが、とっても美味しかったです。 これで500円です!

 その他に、ケーキを二種類、紅茶とコーヒーもと欲張って、全部注文しましたがそれでも合計1150円だったかな?美味しかったので5000円置いてきました。

                

 ウエルカムボードの花飾りは、25日に送迎してくれたMさんの作品ですって・・・ステキでした。

 次回訪問は9月の予定です。仙石線が開通して仮設の皆さんの生活が変わっているでしょうか?復興住宅完成はまだまだ先のようです。

 

 


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