お気楽ボランティア日記

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戦争に反対するイラク帰還兵の会に参加

2008年08月07日 | 社会

 8月6日、広島に原爆が落とされた日。

 ほっとすぺーすでは「親子でほっと」に今回も赤ちゃん連れが7,8組集まり、大賑わい。

 

  

 

この夜、溝の口で開かれたイラク帰還兵を囲む会に参加しました。

                        

  パトリシアは現在25歳。17歳の高校生の時大学進学の夢と、州兵が災害時に活躍する姿をみて州兵になる。しかし、志願していないのに『命令』と言われてイラクへ。(でも実際は志願兵扱い。待遇は『命令』より悪くなる)

 様々な訓練を受ける。恐ろしいなと思ったのは、『恐怖を感じた時は人を殺してもよい』とする教え。なんと、それは「妊婦を見たとき、長い服を着た人を見たとき、子どもを見たとき」が含まれるという。 妊婦や長い服は武器爆弾を隠せるからだと分かるが、子どもたちまで・・・子どもは相手を油断させるおとりとして使われると言う。

 彼女はイラクでの実態を語るに先立って、結論をこう述べました。

「軍隊が海外に出ると、必ず悪いことが起きる」(占領国はもとより自国や軍隊内部にも)

「暴力は暴力しかもたらさない」

 

アメリカでの反戦運動のビデオを見たり、パトリシアが参加しているIVAW(イラク帰還兵士の会)の活動を聞いたりして、アメリカも少しずつ変わりつつあるなと思いました。

 それにしても、イラクでの実態はひどいものでした!

 私は質問しました。「この戦いの目的は石油資源略奪にあると分かりましたが、兵士達はイラクで何を考えて戦っているんですか?キリスト教国で人を殺してはいけないと教えられてきたと思うのですが」

 

 パトリシア「難しい質問です。現役兵士の72%は戦争に反対しています。でも『キル、キル、キル』と、のりのいいフレーズを連日唱えさせられ、次第に洗脳されていきます。派兵期間の長い兵士ほど受け入れてしまいます。私自身は怒っていました。こんな戦争は早くやめるべきだと・・・」

  

 2時間余りの集会は充実したものでした。IVAWはまだ小さなグループですが、今後の活動を応援したいと思いました。

 

 あの赤ちゃんたちの笑顔が続くためにも。

 ※なお、イラク平和テレビ局 in Japanでは、視聴者登録をお願いしています。

 サンプル映像だけでも世界の動きが分かります。反戦の映像はメディアでは殆ど取り上げられませんから、参考になります。

 

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