最近、貧困問題がテレビでよく報道されている。
少し前は「女性」や「若者」に焦点が当たっていたが、このところは「子ども」や「老人」が取り上げられている。
「子ども」の貧困は六人に一人・・・40人学級なら6~7人というもの凄い割合だ。生活保護や準要保護という制度はあるのに、食べるにも困っている実態がこんなにひどいとは思わなかった。 「食」にだけ特化して考えるなら、養護施設の子どもたちの方がまだ恵まれていると思う。
満足な食事がとれないことに加えて、お金が無いため友人と対等につきあえない→学校に行きたくない→不登校 という子どももいるようだ。学力の低下はますます加速される。
そして、「老人」・・・「老人破産」という言葉を初めて聞いた。高齢の単身者で、わずかな国民年金を頼りに本当に貧しい暮らしを余儀なくされている方が、何十万人もいるとか。
電気を止められ、暗い中で残り物のソーメンをゆでて食べる。それが食事のすべて。それさえ、底をつきそうだった80代の男性。所持金は一円玉ばかり・・・なぜこんな老後を過ごさなくてはならないのだろう・・・
私の周囲では、貧困のただ中にある子どもや老人を見かけることはほとんどない。しかし、いないのではなくて、見えていないだけだと思うと落ち着かない気分になる。
私に出来ることは何かないかと思う。
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