娘と孫が退院して、我が家に来たのが木曜日。でも、赤ん坊中心の生活に振り回されて今日がまだ三日目なんて信じられないくらいです!赤ちゃんは王様だあ!!
娘は産後の肥立ちがあまり良くなくて、毎日苦しんでいますが、わが子の世話はよく頑張っていると思います。
私ももちろん巻き込まれて忙しくしている中、夜、赤ちゃんが寝てる間に、録画しておいたものを見ました。
それは、NHKのETV特集「静かでにぎやかな世界~手話で生きる子どもたち~」です。
品川区にある明晴学園。冒頭から子供たちの生き生きした姿に、目が釘付けです。ろう学校だから、静かな環境で静かに勉強しているんだろうな~という先入観を完全にひっくり返されました!
まあ、なんとにぎやかなこと!先生も生徒ももちろん手話で結構激しくやり取りします。どの子も思いのたけを全身で、表情も豊かに語る姿のなんと輝いていたことでしょう。
国語の詩の授業は、私もかつて何度も経験した「春のうた」でしたが、その表現力に完全に「負けた!」と思いました。この詩の世界をこんなに生き生きと目の前に描き出すなんて・・・感動して涙が出そうなくらいの素晴らしさでした。
クラス討論会も、なかなか面白かったし、何より素敵だったのは、ここの子供たちが学校が大好きということ。この「日本手話」を大切にしている学校に入りたくて遠く北海道から越してきた家族がいるのもの肯けました。
いじめや不登校が増え続ける日本で、卒業して困難にあっても自分にはこの学校があると言い切っていた女の子。先生や仲間と素晴らしい信頼関係で結ばれています。
再放送も終わってしまったようですが、オンデマンドなどでぜひ多くの人に見てほしい番組でした。
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