お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

「ひとりっぼっちはいやだね」

2009年12月24日 | その他
「よごれちまった かなしみに」

 初めて孫娘の口からこのフレーズが出てきたときはびっくりしました!
 中原中也の言葉を、わずか2歳4ヶ月の子が口にするなんて・・・でも、テレビの幼児番組で覚えたのだと聞くと、納得。

 ついこの間までは、「パパ」と「ママ」が精一杯だったのに、最近とってもよくしゃべるようになって私達大人を驚かせてくれます。

 先日のことです。私と手をつないで近所の歩道を歩いていたときのこと。
 歩道に沿ってさつきが植え込まれているのですが、今の季節のことですから花は咲いていません。
 しかし、突然歩みを止めて、じっと何かを見つめています。その目の先には小さな赤い花がたった一輪咲いていました。(まあ、時折こういうことがありますよね。)

 すると、ぽつりとこうつぶやいたのです。

「ひとりぼっちは、いやだね」

 がつん!
「ひとりぼっちはいやだね」って、いつの間にそんな哲学的?な発言を!

 ついこの前も、ほっとすぺーすでスタッフの一人からママがコーヒーをもらったのを見てこう言いました。
「Tちゃんは、コーヒーよりもミルクティーがいいな!」

 「~よりも~がいい」なんて言い方をするんですかね、2歳の子が!
 我が子の時はどうだったかなあって、考えてしまいました。

 なんでもどんどん吸収して成長している幼な子。今度はどんなこと言って驚かせてくれるのか、楽しみです。

(逆にこっちはどんどん忘れていくばかり・・・ううう!)

 
コメント (2)
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