お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

初めて傍聴に行ってきました!

2009年12月15日 | 社会
 友人に誘われて、急遽、裁判の傍聴に行くことに。

 初体験です!地下鉄「関内」駅で下車。横浜地方裁判所に行きました。

 「君が代不起立個人情報保護裁判」の第4回口頭弁論です。
 こういう裁判は傍聴人が多いほどいいそうですから、頭数としてだけでも行く価値はあるんですって。まして、君が代不起立裁判となれば私も大いに関心はあります。

 入り口で係の人に聞くと、この裁判に限り『傍聴券』が必要なので3時半までに並んで下さいとのこと。
 でも、まだ30分くらい時間があったので、別の裁判を覗いてみようかな・・・適当に目星をつけてある法廷行くと廊下まで人がいっぱい。よく分からず、結局見るのは諦めました。(今朝の朝刊に、この裁判のことが出てました。いっぱいだったのは裁判員裁判のためだったようです)

 さて、所定の場所に並びました。
 傍聴券は39枚というので、これなら楽勝だねと思っていたら、次々と人が集まってきて列は写真の倍くらいの長さに・・・先着順ではなく抽選なので、「当たらなかったらどうしよう、せっかく来たけど帰るしかないよね」と話してると、原告側の人が「座席の優先券を持ってるから大丈夫」と言ってくれました。
 でも、私も友人も見事に?当たってほっとしました!長い棒を引き抜いて、先が青く塗ってあったら『当たり』です。

 101号法廷は傍聴者で満員。(90名くらい)良かったね!
 4時になって開廷・・・・したのですが、裁判長と弁護士たちがぼそぼそと何やら打ち合わせをしていて、一向に始まりません。
 最初の「原告代理人意見陳述」はいったいいつ始まるのでしょう!?

 私は眠くなってきました。(一番前に座っているのに!映画館じゃないぞ!)
 20分以上たった頃、次の「原告陳述」が始まりました。????
「ねえ、弁護士の意見陳述はどうなったの?」
「今までやってたのがそうよ」と、友人。
「ええっ、だって、何言ってるか全然分からないし、ただ裁判長たちと原告側と被告側がぼそぼそ私語してだけじゃない?」
「でも、あれがそうなのよ」

 なんともかとも・・・
 で、原告団のひとりH氏(定時制高校教師)が、真ん中に出てきて、いかに「日の丸君が代」強制で、今の卒業入学式がひどいものに変化したかを語りました。やっと、裁判らしくなったなあ!

 ところが、彼(私の義弟と昔同僚だったようです)の意見陳述が5分程度で終わると、後は何も無し。??
 裁判長たちは次回をいつにするかでもめて、やっと決まったら閉廷!

 何だろう、これ?
 
 友人は、別の場所でその後開かれる『報告会』に行きましたが、私は帰宅。なんだか肩すかしを食ったような裁判でした。

 でも、友人に裁判は『点』で見ても分からないわよと言われて、そうだろうけどわざわざ行ったのにあれだけじゃねえ(正味35分くらい)と思う私。・・・でも、もっと短いこともあるそうですね。

 今度は、もう少し裁判らしい裁判を見たいものです。

 いや、原告団の方々、お疲れ様でした!

(写真は裁判所の敷地内は禁止と言われて、道路に出て撮りました)
コメント
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