トライアスロンの翌日、私達四人は西表島に。 (実は私は前日、なんでもないところで足首をひねってしまい、一時は歩けないくらいの痛さで、留守番かなあと思っていました。しかし一夜明けてなんとか回復。同行者の思いやりで参加できることになりました!感謝!)
さて、石垣島から西表島までは高速船で50分くらい、すごいスピードとエンジンの大きな音で会話も出来ませんでした。(この船、行きはそうでもなかったのですが、帰りのたて揺れは半端じゃなくて、どすんどすんと高いところから一気に落ちるのが続いて、気分悪くなりました。途中で、船員がエチケット袋を配りに来たほどでした)
この日は四人で「カヌーと滝登り」に挑戦です。港から車で10分くらい走り、道路に停車。そこから歩いて川へ向かいます。その時、案内人のMさんが「蝉がいるよ」と。「わあ、ちいさなカワイイ蝉!」 アブくらいの大きさでした。
川へ着きました。私は以前からカヌーを体験したくてたまらなかったので、やっと夢が叶いました!「あのう、カヌーがひっくり返ったりしませんか?」「そうねえ、年に一人くらいはいるよ。カヌーの上で立ち上がったりして落ちた人が・・・」
なんだ、それなら安心。ライフジャケットつけてるし・・・パドルの使い方の簡単な講習を受けて、さあ出発!
パドルはちょっと重いのですが、なんとか操れました。まあ、時々は仲間とぶつかったり、岸につっこんだりもしましたが・・・・
マングローブの林の中を進んでいると、Mさんが「あっ、アカショウビンがいるよ!」と、教えてくれて一同興奮、私も何とか近くへ行き、初めてホンモノを見ました!更にもう一羽が飛んでいたらしいのですが、それは「あそこあそこ」と指さされても見つかりませんでした。 思ったよりは大きかったアカショウビン。ほんとに赤い鳥でした。
悔しがったのは友人のOさん。離れたところにいて、そばに来たときはもう鳥は消えていました。帰りも探したのですが、鳥が水辺に来るのは朝夕だけなので見つかりませんでした。
さて、カヌーから下りて、ジャングルの中を進み、今度は滝上に向かって登ります。ジャングルの中は八重山独特の植物が生い茂り、興味深いものでした。一時間くらいかけて滝上に出ました。その爽快なこと!また、そこからの景色は遠くまで見晴るかせて、素晴らしいものでした。下の滝壺を覗くのは恐怖でしたが、ちょっとだけ覗きました。
左側にちょっとだけ見えるのが滝の落ちるところです。真ん中より少し左の細い線のように見えるのが、カヌーを漕いできた川です。
(つづく)