お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

ホームステイで嬉しかったこと

2006年07月02日 | その他
 今回のホームステイで一番嬉しかったこと。それは、G家夫妻が私と同じ信仰を持つ方だったことです。

 初めて会った方なのに、同じくイエスキリストを信じる者同士というだけで、あっという間に私たちは互いを理解し合いました。育ってきた国も、文化も、見た目も全く共通点のない私たち・・・でも、信仰が同じという事は全てを乗り越えて、強い絆で結び付けてくれるものだと身をもって知りました。

 奥さんのVはとてもきれいな声の持ち主。私たちは一緒に何度も讃美歌を歌いました。愛唱歌が似通っているので、彼女が歌う殆どを私も歌う事ができ、共に賛美した時間は至福のひと時でした。

 G家では、食事のたびにみんなで丸く手をつないで食前の感謝の祈りをささげます。大抵はご主人のBが祈りましたが、あるとき私に祈るように言われ、突然のことで英語でなく日本語で祈ってしまいましたが、それでも喜んでくれました。

 二回の日曜日はG夫妻の所属するルーテル派の教会に行きました。私の所属する派とは違うためか、儀式的なものは異なっていましたが、聖書を読み、讃美歌を共に歌うことでやはり同じ兄弟姉妹という実感を持つことが出来ました。

 牧師はとても元気はつらつな、いかにもアメリカ人牧師というタイプの方でしたが、私に「日本語知ってますよ」と言うので期待したら、手を耳のところに持っていって、大声で「モシモシ」と言っただけでした!(アメリカ人に限らず、外国人って単語をいくつか知ってるだけでも大いばりですよね。それよりは話せる日本人の殆どが「英語はできません」と言うのと対照的ですね)

 私たちがいよいよ帰る時、G夫妻は遠慮する私たちにかまわず空港の搭乗口まで付いてきて、出発時刻まで一緒にいて別れを惜しんでくれました。そして、同じ信仰の友が日本にできてとても嬉しいと繰り返し言ってくれました。

 いよいよ別れの時が来て、もう二度と会うことがないアメリカの友人の去っていく姿に、楽しい時を持たせてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。(写真はリノ空港で見送ってくれたG夫妻)
コメント (1)
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