お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

夫婦同姓は遅れてる?

2004年11月20日 | 社会
 土曜日は「ともしびの会」の日。外国人のための日本語教室で、私は一年半前から参加しています。例会の場所は、普段はカトリック教会の一室をお借りしていますが、現在建て替え中のため、あちこち空いている場所を探して渡り鳥のように場所を変えています。今日は市民館が午前中のみ借りられました。狭いけれど、11階で眺めがよく、駅に近いのが何よりでした。

 今日の私の生徒さんは中国人女性のRさん。毎週、幼稚園児のZちゃんと一緒に会に来て、午前も午後も学んでいく熱心な方です。彼女は来日してそう長いわけではありませんが、向田邦子のエッセイ、新見南吉童話集、斉藤孝の著作などを読みこなしています。この会に来る人たちは皆とても学習意欲が高く、どんどん上達しています。若い生徒さんが多いからでしょうか。
 Rさんとは、テキストから離れて、中国と日本の文化の違いなどを話すことが多く、今日は夫婦同姓、別姓のどちらがよいかについての話になりました。彼女は女性の地位確立のためには夫婦別姓が当然で、日本の同姓にはびっくりしたと言ってました。中国では、もし自分の娘が結婚して相手の姓になったら、親は怒って抗議するそうです。そんな彼女は、日本では娘とも別姓なので、何かと暮らしにくいとか。(カードで買い物など)
 なおZちゃんは、中国語、日本語ともぺらぺらで、今は英語に興味を持って学んでいます。