拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ささらほうさら

2015-08-14 09:24:39 | 日記
ささらほうさら(舞踏グループ)が護国神社でやったパフォーマンスに戦没者遺族会が「失礼」と怒ってるんだと。遺族会はどこが気に入らなかったんだろう?女性の半裸か?金粉か?踊りか?いずれにせよ、このグループは、自分たちのパフォーマンスを真剣に披露したのであろう。それでも、不快と感じた人にとっては不快なのだ(ブログは、それを下品と感じた人には下品であるごとし)。これはもう感性の問題だから仕方がない。マッチングのミスだ。人は、場所が場所なんだからもう少し過激度を抑えろ(女性は服を着ろ)と言うかもしれない。しかし、半裸がパフォーマンスのエッセンスであればそれを変えることはできないだろう(変える人もいる。タカアンドトシ(私、この漫才好き)は、「欧米か」で頭をパコーンと叩くのだが、NHKに出たときはお尻をぺしっと叩いてた。「皆様のNHK」で頭を叩くのは御法度なのだろう。)。ピアニストのグルダは、ウィーンでリサイタルを開くときは、前半にジャズっぽい自作の曲を持ってきて、後半にモーツァルトやベートーヴェンを弾いた。ウィーン子は、グルダの自作曲は正直聴きたくないのだが、グルダが「自分の芸術だ」と言って断固譲らないもんだから、後半の曲が聴きたくて我慢して聴きに行ったそうだ。因みに、「ささらほうさら」は甲州弁だそうだ。そう言えば、親戚の叔父さんや叔母さんが「ほうけ」とよく言っていた。