拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

バーバーのアダージョ(猫のワクチンその2)

2015-08-09 06:57:45 | 
(承前)動物病院には閉院時間ぎりぎりに到着。待合室は猫と人でごった返してる。そんな中、互いの猫のことをネタに話の花が咲く(人の子の親もこうやって親しくなるのかな)。私の隣に座ってた飼い主さんがケージの窓越しにワサビを見て「黒っぽいサビですね」「そうなんです」「サビは、自分が飼うまでは残念な模様と思ってたけど飼ったらほんとに可愛い」「面白い性格ですよね」「あちらの方はケージの中に犬と猫が一緒に入ってるんですよ」。それを聞いてた「あちらの方」がケースから犬と猫を出して見せてくれる。犬の背中に3か月の小猫が乗っかって親子のよう。ところで隣の方の猫ちゃんはケージの中で大人しい。「どうなさったんですか」と聞くと、最近まで野良ちゃんで、公園で撫でてたらしこりがあって、で、ここで手術を受けさせて、そのまま飼うことにしたそうだ(先住猫がたくさんいるにもかかわらず)。偉い人がいるものだ。注射器を処方された方もいた(インシュリン?)。「犬と猫さん」と「注射器さん」の日本語は片言。様々な猫模様、人間模様であった。そのうち一人帰り二人帰りで最後に残ったのが私。BGMがバーバーのアダージョになった。