拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

明太子と大葉のパスタ

2015-08-04 23:04:47 | グルメ

テレビで人が大葉のパスタを作ってるのを見て、明太子が合うなと思って、そしたら○○○で明太子と大葉のパスタがあって、でも、これ、試食しなくても作れると思って、そのとき、サ○○○ヤみたくデカンタの上の線を超えて並々とワインを注いでくれて、喜んで、締めにグラスワインを一杯頼んだら完全に酸化してて、二日たった今でも酸化した味が舌に残ってて、ここ、前もそういうことがあってそのときは取り替えてもらったんだけど店員は悪びれた様子は皆無で、昨日はそれもあったしそもそも飲み過ぎたから体調いまいちだったが自転車を4時間こいで、で、今日、明太子と大葉のパスタを作ったわけです、はい。

童貞(BWV96)

2015-08-04 09:50:40 | 音楽
今月のバッハのカンタータはBWV96。歌詞の中に「へぇー」と思わせるものがあった。「in unverletzter Keuschheit」。ミサの「ex Maria virgine」と同じような内容。で、一つ目の「へぇー」=「unverletzter」(無傷の)。これって、おとっつぁんがどっかの馬の骨に向かって「てめー、くぬやろー、うちっとこのでーじな娘を傷物にしやがって」の用法と共通(意味は逆だが)。二つ目の「へぇー」=「Keuschheit」。これはちょっとびっくり。この言葉、女性にも使うんだ。私が初めにこの言葉を見たのはパルシファル(ヴァーグナー)のテキスト。クンドリーがクリングゾルに向かって「Haha! Bist du keusch?」(ははー!あんた童貞?)とあざけるところ。そう、ここの訳は「童貞」だった。日本語で「童貞」と言ったら通常は男のことをいう。だから「keusch」は男に使うのだと思ってた……ら、今回の歌詞。そしたら、これ、もともとはカトリックの修道女を指す言葉だそうだ。そう言えば、なんかの曲のタイトルで「童貞マリア」というのがあったっけ。そう考えると、パルシファルの別の箇所で、この言葉を男について使ってるのが変に思えてくる(Haha! – dort nach den keuschen Rittern?~はは!あの童貞の騎士どもをかい?)。ちなみに、「keusch」はドイツ語学校では教えてくれなかった。そういえば、「童貞」も小学校では教えてくれなかった。