悠遊会という有志の花月の会へ時々お邪魔しています。
悠遊会では毎年、四月に五事式をしていますが、
今年初めて参加することができて、感無量です。
しかも、亭主をさせていただきました・・・。
悠遊会の重鎮、Tさんのマンションのドアを開けると、
銘木と創意工夫が満載の、魅力的な茶の湯空間が広がっています。
花月の勉強会ですが、花月や茶道だけでなく、
いろいろな刺激やら情報がキャッチボールできて
皆様にお会いするのがとても楽しみなのです。
手分けして巴半田、筋半田、花、濃茶の準備をしました。
巴半田は初めてというMさんにやっていただきました。
何回か挑戦しているうちに上手になり、「これでいきましょう!」
「巴は水の卦(陰)を表しています。それで火(陽)をのせます」
と、Tさんから教えて頂きました。
床のお軸は「直心是道場」。
初心を思い起こさせる、好きな禅語です。
素直なまっすぐな心を茶の湯へ向けて生きていければ幸せ・・・ですね。
4月にふさわしく透木釜が掛かり、透木は宗旦お好みの桐でした。
透木釜が大きいのと、お客さまが5名なので、
杉棚は後座から使うことにしました。
廻り炭は前回の悠遊会で修練したので、皆さまお上手で
炭を取り落とすこともなく、スムースに終わりました。
残念ながら埋火は消えていて、半東のAさんが巴半田を運んでくれました。
中立で、後座の席入りを知らせる銅鑼を打ちました。
最後の大を大きく・・と思い、力を込めて打ったら、
勢い余り壁にぶつかってしまい、大失敗です。
最後の大を打ち直しましたが、打たない方が良かったかな?
廻り花では白椿、芍薬、エビネなどがすっきり活けられ、見事でした。
折据で香元を決め、アブダビ産の香(伽羅?)を焚いていただきました。
大好きな在原業平の和歌
「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
より、香銘は「春の心」としました。
濃茶になり、釜蓋を開けると湯が煮えたぎっていました。
濃茶は「洛の露(みやこのつゆ)」、宇治の「すみよ園」です。
湯を入れたとたん香りが拡がり、熱めの濃茶をたっぷりお出ししました。
薄茶は「名木の森(なぎのもり)」です。
花月札を引きながら和やかに薄茶を頂き、点て合いました。
席中でリラックスして頂いた薄茶とお菓子の美味しかったこと!
こうして、今春を締めくくる五事式を悠遊会で行う事ができ、
亭主冥利の一会となりました。
悠遊会の皆様とのご縁が末永く続きますように・・・。
悠遊会では毎年、四月に五事式をしていますが、
今年初めて参加することができて、感無量です。
しかも、亭主をさせていただきました・・・。
悠遊会の重鎮、Tさんのマンションのドアを開けると、
銘木と創意工夫が満載の、魅力的な茶の湯空間が広がっています。
花月の勉強会ですが、花月や茶道だけでなく、
いろいろな刺激やら情報がキャッチボールできて
皆様にお会いするのがとても楽しみなのです。
手分けして巴半田、筋半田、花、濃茶の準備をしました。
巴半田は初めてというMさんにやっていただきました。
何回か挑戦しているうちに上手になり、「これでいきましょう!」
「巴は水の卦(陰)を表しています。それで火(陽)をのせます」
と、Tさんから教えて頂きました。
床のお軸は「直心是道場」。
初心を思い起こさせる、好きな禅語です。
素直なまっすぐな心を茶の湯へ向けて生きていければ幸せ・・・ですね。
4月にふさわしく透木釜が掛かり、透木は宗旦お好みの桐でした。
透木釜が大きいのと、お客さまが5名なので、
杉棚は後座から使うことにしました。
廻り炭は前回の悠遊会で修練したので、皆さまお上手で
炭を取り落とすこともなく、スムースに終わりました。
残念ながら埋火は消えていて、半東のAさんが巴半田を運んでくれました。
中立で、後座の席入りを知らせる銅鑼を打ちました。
最後の大を大きく・・と思い、力を込めて打ったら、
勢い余り壁にぶつかってしまい、大失敗です。
最後の大を打ち直しましたが、打たない方が良かったかな?
廻り花では白椿、芍薬、エビネなどがすっきり活けられ、見事でした。
折据で香元を決め、アブダビ産の香(伽羅?)を焚いていただきました。
大好きな在原業平の和歌
「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
より、香銘は「春の心」としました。
濃茶になり、釜蓋を開けると湯が煮えたぎっていました。
濃茶は「洛の露(みやこのつゆ)」、宇治の「すみよ園」です。
湯を入れたとたん香りが拡がり、熱めの濃茶をたっぷりお出ししました。
薄茶は「名木の森(なぎのもり)」です。
花月札を引きながら和やかに薄茶を頂き、点て合いました。
席中でリラックスして頂いた薄茶とお菓子の美味しかったこと!
こうして、今春を締めくくる五事式を悠遊会で行う事ができ、
亭主冥利の一会となりました。
悠遊会の皆様とのご縁が末永く続きますように・・・。