麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第57回)

2007-03-03 23:02:21 | Weblog
3月3日


立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

風邪のぶり返しがきて、熱が出ております。

自分の頭でいまなにかを考えるのは無理なので、ノートから拾おうと思ってみていたら、仏典からの引用をしているのが目に付きました。
たぶん、自分を戒めようと、書いたのでしょう。

いままた、ここに書き写し、自分で繰り返し読んでみたいと思います。



〇寒すぎる、暑すぎる、あるいは遅すぎると、このように言って、青年がなすべき務めを放棄したとき、機会は過ぎ去ってしまった。

〇人は、独りおれば梵天のように、二人おれば神々のように、三人おれば村のように(身を処す)。それ以上ならば喧騒があるだけである。

〇ああ、厭うべきものだ。不浄物で満ち、悪臭を放ち、魔王の所有物であり、汚水が漏出する(そなたの体は)。そなたの身体には九つの穴があり、そこから汁がつねに流れ出る。

〇いまだかつて死人を出したことのない家から芥子のつぶをもらってきなさい……

〇なんとしても私は行きます。何故かというと、大空を行く月に仲間はいないではありませんか。


き、きびしいですね。やっぱり。
でも、心の中に、いつもこれらの言葉が響いているのもたしかなこと。
そのままは実践できなくても、なるべくそこに近づけるよう、残りの時間をやってみたい、と思います。

では、また来週。
コメント
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