マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

イスラエル巡礼・・・♭『ガリラヤの波たける海で・・・』♭・・・ガリラヤ湖周辺でのイエス様と私たち・巡礼団。

2018-09-01 15:21:59 | 旅行。海外旅行。

今日も又。
私たち巡礼団・24人は、今も生きておられるイエス様と共に、『イエス様の歩まれた道』 を歩みます。

今日の巡礼地は・・・

   イエスが公人として宣教を始められた地: 『ガリラヤ地方』 です。
  
  車窓から見えてきました・・・   『荒野の中のオアシス・ガリラヤ』
            イスラエル政府が、70年前の建国後、荒野に植樹し続ける『実り』です。


      今日は、広い&奥深いガリラヤの地を、映像でお楽しみ下さい。
                                よろしくお願いいたします

    

イエスは、このガリラヤの地で・・・
  『恵みの御言葉』 『力の御言葉』 『救いの御言葉』 『命の御言葉』 を語り始めたのです。
                             『伝道』の始まりです。


『伝道』を始めるにあたり・・・

 イエスは四人の漁師を弟子にしました。

  まず二人・・・   『ペテロとアンデレ』
 
       『イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、
二人の兄弟、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。
        彼らは漁師だった。
     イエスは、「わたしについてきなさい。人間をとる漁師にしよう。」と言われた。 
        二人はすぐに網を捨てて従った。

そこから、三人で、進んで・・・

 別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父親のゼベダイと一緒に、
   船の中で網の手入れをしているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。
 
         この二人もすぐに、船と父親を残してイエスに従った。』
                     マタイ福音書 4章12-22節
   

ガリラヤの地に来た、我ら巡礼団・24人。
思わず・・・
    皆の心から 『ガリラヤの風かおる丘で』 が湧き出てきました。

『ガリラヤの風かおる丘で ひとびとに話された 恵みの御言葉を わたしにも聞かせてください。』
  
 
   『こうして、
ガリラヤ、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆がイエスに従った。
   
  イエスはこの群衆を見て、山に登られると、弟子たちが近くに寄って来た。
         そこで、イエスは、口を開き、教えられた。 
 
                              マタイ福音書 4章25節ー5章2節


    我が巡礼団も、イエスがお座りになられた、『座石』 に触れました。

     約2000年前・・・   『イエスが説教のために座った石』
 

 紀元前1800年:神が、アブラハムを『我が選民とする』、とお呼びになって以来。。。
紀元後2018年の今神は、ユダヤ人がその『祖国』を失うことが多くとも、異国の中でも、『ユダヤの信仰』を守り続けます。

 ユダヤ人の『選民意識』は、
 いかなる状況においても、神への信仰を失うことなく、『独自のアイデンティティー』、を守り続けます。
   
 何事も、彼らの『独自性』を失う原因には成りえず、かえって、彼らの『民族意識』を強める。育てる。
 この『偉大さ:神への信仰』こそが・・・神が『選民』として選んだユダヤ人に、『要求』することであろう。

   『選民アイデンティティー』は、
右を見ても左を見ても『砂漠』、や 異国での『捕囚の経験』、『荒れ野』なくしては、育たないだろう。 
       ・・・・巡礼していて、思い知らされる事実です。

   キリスト者も、神に選ばれた『選民』と言える。
キリスト者の私にも、神は、ユダヤ人が持つ『不動の、動じることのない信仰』を、要求しておられるのである。
          私は、『砂漠:信仰の養成地』、を見つけているのだろうか? 
    あえぎさまよう鹿のように、ユダヤ人のように、『水・神』を求めているだろうか? 
           神から問われ続ける、巡礼です。 のどが渇く!

 


『イエスの座った石』
の上に建つ・・・  

           『イエスの説教の教会』
     
     『イエスが座られた石』  教会の下、ガラス越しに見えます。

神父様のお話。

 「イエス様は、”どっこいしょ!” と、”一休み!” と、石の上に座ったのではありません。
 『石の上に座る』という行為は、モーセが山で『座』に着き『権威』を示されたように、
      『王座に着く』ことを宣言された。 ということです。

 
  壇にかけられた『聖布』柄・・・  『石にお座りになるイエス』
                       & イエスの周りには群衆たち。

 
   私たち・巡礼団にも、『イエスの説教』が聞こえてきましたよ。

 『心の貧しい人は幸いである、・・・。悲しむ人は幸いである、・・・。 。。。 義のために迫害される人は幸いである、・・・。』
                                       マタイ福音書 5章3-12節

    『心の貧しい人に福音を告げ知らせる』
ナザレの地は、『神の言葉』が受肉した場所であり、生まれたイエスが『宣教』を始めた場所です。
        故郷で受け入れられないイエスを思い・・・
  『福音宣教』は大変です・・・いかなる困難があっても、『福音』を告げ知らせるべきなのです。
                                

 

イエスは、
   沢山の説教をし・・・沢山の病人を癒し・・・
        弟子・4人と歩み続けます。


そんなある夕方。

     『イエスが船に乗り込まれると、弟子たちも従った。
 その時、ガリラヤ湖に激しい嵐が起こり、船は波にのまれそうになった。』
  
  『嵐を静めるイエス』                  レンブラント作品

   『イエスは眠っておられた。
弟子たちは近寄って起こし「主よ、助けて下さい。おぼれそうです」と言った。
    イエスは言われた。 「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」
    そして、
 起き上がって風と湖をお叱りになると、すっかり凪に(なぎ)になった。
    人々は驚いて、
「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖でさえも従うではないか」と言った。』
                               ヨハネ福音書 8章23-27節
 
 

レンブラントの絵を見ると、
一行が乗り込んだ小さな帆船は、荒れ狂う波にもまれて大きく傾き、片方の帆は破れて風に舞っています。
     飛ばされないようにマストの綱にしがみつく弟子たち。

そのうちの二人の弟子は、イエスに助けを求めて必死に語りかけていますよね。
   聖書に書いてある通り、
イエスは、眠っているようには見えますが、、民の叫びを聞き、必要な助けを与えて下さる御方なのです。
イエスは、民の必要なら、風や湖さえも従がわせてしまう御方なのです。

 人には、必ず、『試練の嵐』が訪れます。 そんな時、イエス様は私たちを守っていてくださる御方なのです。
                                    神に感謝!感謝!


又又。
巡礼団の歌声です。

『嵐の日波たける湖で 弟子たちを諭された 力の御言葉を わたしにも聞かせてください。』


私たち・巡礼団も・・・

       イエス様と共に『船』に乗って、
 
  神父様もシスターたちも・・・  『ガリラヤ湖』に繰り出しました。

私は、今年早々に病に倒れ、一気に神に呼ばれて帰天された、友人と共に、船に乗りました。
 
 
    彼は、『聖書100週間・聖書通読会』の仲間と、2回の聖書通読をする間・・・
「僕の一番好きな聖歌は『ガリラヤの風かおる丘』 そして 「いつかガリラヤ湖に行きたい」と言い続けていました。
   
   イスラエルと日本の国旗掲揚! 出航!       我ら巡礼団の貸切です。

  私は、友を思い、止まらぬ涙をぬぐいながら・・・
 
 亡き友に話し続けました。

 「来ましたよ! ガリラヤ湖よ! 見えるでしょ? きれいね! 空から見ているの?」 

  私は、船上で皆さんと、フォークダンスをしながら・・・
 
  「楽しいね! 一緒に踊っているでしょ? 大好きなガリラヤ湖よ!」 と。 
                              彼と共に感動の涙を流しました。涙涙涙。

  『美しいガリラヤ湖』
 

  『聖書100週間』を、今は亡き友人と共に、指導を頂いた神父様と・・・      
 
                  亡き友人の大好きなガリラヤ湖を体験し、

       亡き友を偲んで・・・亡き友人の安らぎをお祈りしました。
                                   神に感謝!感謝!


     友よ! あなたは教えてくれた。
    人生はどんなに素晴らしいものであるか! そして 信仰の喜びを!

          ありがとう! 又会いましょう! See you !


        『2000年前の船』 
 
 ガリラヤ湖の底から発見されて、博物館に置かれていました。  今も船より船底がずっと浅い。

 

イエス様は、当時、どんどん先に進まれました。
私たちも、イエス様と共に、進みます。

 

『イエスは、中風の人をいやされた後、そこをたち、通りがかりに、マタイという徴税人が収税所に座っているのを見かけて、
    「わたしに従いなさい」と言われた。
  
  『聖マタイの召命』                     カラヴァッジョ作品

イエスは、収税所で机に向かってうつ伏している徴税人であったマタイに、指さして呼びかけました。
   

        「わたしに従いなさい」 ただ一言です。

 

神父様のお話。

「人々に呼び掛けるイエス様には、”この人についていきたい!”と思わせる『威厳』があったのでしょう。
       私たちキリスト者も、イエス様に呼びかけられ、"はい!” と、答えたのです。」


私たち巡礼団、イエスと4人の弟子、そして 五番目の弟子・マタイさんと一緒に・・・
         『イエスの歩いた道』 を進む!進む!

 

  その頃、
  弟子たちがイエスのところに来て、洗礼者ヨハネが殺されたとの報告をした。
  イエスはこれを聞くと、船に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。
  しかし、
  群衆はそのことを聞き、方々の町から歩いて後を追った。

 イエスは船から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。』


更に。

   『イエスは、少年の差し出す 五つのパンと二匹の魚を取り、
           天を仰いで賛美の祈りを唱え、  
  

      パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。
 
     弟子たちはそのパンを群衆に与えた。 すべてに人が食べて満足をした。』
                                  マタイ福音書 14章13-21節


私たちも・・・
『イエスのパン』を分けて頂きます。訪問しました。

 
      『五つのパンと二匹の魚の奇跡の教会』
 
 『御前で祈り続ける神父様』

 神父様を見守る・・・
                  『聖母マリア様 と イエス様』
  
  ”私も見守られているのだわ!” と。又もや涙。

  ガリラヤは、全体が、聖霊に満たされた『聖地』です。 喜びで涙が自然にあふれ出る。
     一生分の巡礼をしたような・・・そんな気になります。

  枢機卿様のおっしゃる・・・『ここガリラヤから、神の国に向かって巡礼を続けましょう!』
                       ・・・その『御言葉』が、身に染みて、実感します。

   

   祭壇の前に描かれたモザイク画・・・  『五つのパンと二匹の魚』
 


 イスラエルのお土産の定番・・・ 『五つのパンと二匹の魚』 絵柄の品々。 私もお皿を三枚買いました。


更に進んで

 主の復活後。


 『その後、イエスはティベリアスの湖畔で、また弟子たちに御自身を現された。
    
     その次第はこうである。

シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナ出身のナタナエル、ゼベダイの子たち、
   それに、他の二人の弟子が一緒にいた。
シモン・ペテロが、「わたしは漁に行く」と言うと、彼らは、「わたしたちも一緒に行こう」と言った。
彼らは出て行って、船に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった。

既に夜が明けたころ、イエスが岸に立っておられ。だが、弟子たちは、それがイエスだとは気付かなかった。
 

  
イエスが「子たちよ、何か食べるものがあるか」と言われると、彼らは、「ありません」と答えた。
イエスは言われた。「船の右側に網を打ちなさい。そうすればとれるはずだ。」
そこで、網を打ってみると、魚があまりに多くて、もはや網を引き上げることができなかった。

      イエスの愛しておられたあの弟子がペトロに、「主だ」と言った。
 シモン・ペトロは「主だ」と聞くと、裸同然だったので、上着をまとって湖に飛び込んだ。
 

さて、陸に上がってみると、
       炭火がおこしてあった。その上に魚がのせてあり、パンもあった。

 

  イエスは、「さあ来、て、朝の食事をしなさい」と言われた。
弟子たちはだれも、「あなたはどなたですか」と問いただそうとはしなかった。主であることが分かっていたからである。』  
                                ヨハネ福音書 21章1-14節


 私たちも。

 訪ねました・・・     『主が準備した朝食の教会』
 

  祭壇の前に・・・     『主が準備した食卓 大きな石』

 
 2000年前の石が発掘される。 
 
そんな発掘作業を、紀元前2000年から今まで4000年分以上、延々と続けるイスラエルです。
                                   正に、歴史が今に生きるイスラエルです。

 

 巡礼団は。
  
 『主が準備した朝食の教会』 横の美しい庭に造られた 『祭壇』 で・・・

 

  枢機卿様と7人の司祭様で・・・    『主の食卓』
 
左端。『主の用意した朝食の教会』が見えます。           感慨無量です。
 

  司祭様たちはそのパンを巡礼団に与えた。 すべてに人が食べて満足をした。

 
 『大漁の網を引き上げた聖ペトロ』

     
枢機卿様とご一緒に、巡礼団を祝別して下さいました。 神に感謝!

   『聖なるパン・キリストの御体』 を頂戴して・・・『心の糧』 の満腹「です。

 


続いて・・・

 

   『聖ペトロのレストラン』で・・・    『体の糧』    
  
  『前菜』                               おいしい。好きです。

  そして。

  『メイン』は・・・       『ペトロの魚』
 
 鯛のような大きな白身魚のから揚げ。   『テラピア Telapya』   
                                    
とてもおいしい。美味。満腹です。

 

      イエス様が、ガリラヤの風かおる丘で 人々に話された・・・
     『恵みの御言葉』 『力の御言葉』 『救いの御言葉』 『命の御言葉』

        私たち・巡礼団も、聞かせて頂きました。 神に感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
お元気ですか? 巡礼の日々は、朝早くから夜まで、長い長い一日を過ごしています。 お元気で!
 


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