マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

兵庫県立 総合リハビリテーションセンター

2007-07-18 21:01:46 | 父の日。母の日。結婚記念日。
車椅子の友人が、歩けるようになりました!! 

股関節の変形が15年前に始まり、今年初めから歩けなくなった友人が、5月に手術を受け、リハビリを受け、歩けるようになり、来週退院となりました。
股関節を、のこぎりで切り取って(おお~!!)チタンの棒を入れ、股関節の回りの筋肉に切れ目を入れて、股が開くようにしたそうです (そんなような手術と、私のうる覚え

手術は、私の家の近くの玉津にある、ハビリセンターでおこなわれました。
ベトナムの双子のベトちゃんドクちゃんの胴体ががくっついて産まれ、二人の肉体分離手術を成功させた、リハビリセンターです。 双子のお一人は、先日結婚なさり、日本中を嬉しいニュースが流れましたよね。
私の友人も、7階のマンションから落ち、命は助かったものの、骨髄損傷で全身麻痺状態でした。 そんな彼女を救ったのも、リハビリセンターです。 今では、彼女は車椅子を、一人の力で、どんどん運転します。

総合リハビリセンターは、肢体障害をともなう患者の運動療法や,より効果的なリハビリ療法を追求してこられ,切断患者の新しい義手足等の開発をを進めています。
脊髄損傷患者の家庭復帰と社会復帰のための治療をしています。
兵庫県で1番人工関節手術数が多く(昨年は306件)、痛みと運動器の機能回復に貢献しておられます。
センターには、両手のない人、両足のない人、等々・・・重病の方達が沢山おられます。  そんなセンターの中に、サッカーテームやスポーツクラブを充実させ、家庭復帰と社会復帰を目標に、先生看護婦ボランチア親御さん等々・・・で患者さんの力を回復させる努力を、スポーツの楽しさを通してもなさっておられます。

友人は、生まれ変わったように、明るく、きれいになっておられました。
「15年間動けず苦しんだ今までの自分ではなく、歩けるようになった今、今までの分も取り返すような、今までの人生と違った生き方をしていきたい」 と、友人は輝いて話されました。
「外国旅行なんて今までは、夢の夢だったけれど、一生懸命リハビリを頑張って、ニューヨークのセントラルパークにいるというリスを見てみたい」と、夢を語る友人は、嬉しさがあふれ出ていました。

リハビリセンターの先生方、看護婦さん、スタッフの皆様方に、私も感謝でいっぱいです。
どんなことがあっても、諦めてはいけない!! 必ず助けて下さる道があるのだと信じましょう  と、センターからの帰り道で思いました。
歩けるようになった彼女のために、センターからの帰り道、ピンクのTシャツを買いました。
彼女が、元気なピンク色を着て、『生まれ変わる』ことに成功して下さいと、ひたすら祈ります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿