マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

イエス・キリストの系図。 そして 『あの女の息子も一つの国民の父とする。』

2017-07-05 22:03:16 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

 人には、ルーツ、その大本、祖先がありますよね。
 その人らしい、アイデンティティ―となる祖先です。

        今日は、イエス・キリストの祖先をひも解いてみます。


        『アブラハムの子、イエス・キリストの系図』

       『アブラハムは
 
                  (妻サラとの間に) イサクをもうけ、

      『あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしの示す地に行きなさい。
   わたしはあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める。
        地上の氏族はすべてあなたによって祝福に入る。

      アブラハムは、主の言葉に従って旅立った。七十五歳であった。』
                                   
創世記 12章1-4節


      主の民族:選民:イエス・キリストの系図の始まりです。

  イサクは
 
                 (カナンの女性リベカと結婚し ヤコブをもうけた

 ヤコブはユダを、
 ユダはペレツを、 ペレツはヘツロンを、 ヘツロンはアラムを、 アラムはアミダブを、

 アミダブはナフションを、ナフションはサルモンを、サルモンはボアズを、ボアズはオべドを、
 オベドはエッサイを、

    エッサイは     
       (琴の名士)ダビデ王をもうけた。
 
        

          アブラハムからダビデまで、『十四代』。

   ダビデは、
             ソロモンをもうけ、
     
     ソロモンはレハブアムを、

  レハブアムはアビア、アビアはアサを、アサはヨシュハトを、ヨシュハトはコラムを、
  コラムはウジアを、ウジアはヨタムを、ヨタムはアハズを、アハズはヒゼキアを、ヒゼキアはマナセを、
  マナセはアモスを、アモスはヨシアを、

      ヨシアは、バビロンに移住させられた頃、エコンヤをもうけた。

            ダビデからバビロン移住まで『十四代』。 (ここで…アブラハムから28代目です)

     バビロンに移住させられた頃、エコンヤはシャルティエルをもうけ、

  シャルティエルはバベルを、バベルはアビウドを、アビウドはエリアキムを、エリアキムはアゾルを、アゾルはサドクを、
  サドクはアキムを、アキムはエリウドを、エリウドはエレアザルを、エレアザルはマタンを、マタンはヤコブを、

      ヤコブは(キリストの母)マリアの夫ヨセフをもうけた。
     
     天使からマリアの懐妊とキリストの誕生を告げられ…悩むヨセフ。
  

      このマリアからメシアと呼ばれるキリストが生まれた。
  
       
       バビロンに移されてからキリストまでが『十四代』である

 
                                 エジプトに避難するヨセフと生まれたばかりのイエスを抱くマリア。

        『主の天使がヨセフに現れて言った。

「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。
       ヘロデ王が、この子を探し出して殺そうとしている。」

 ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトに去り、ヘロデが死ぬまでそこにいた。』
                                              マタイ福音書 2章13-15節

 イエス・キリストの誕生の次第は『アブラハムから全部合わせて42代』であった。

                                          以上。 マタイ福音書 1章1-18節

          アブラハムからキリストまで。
      そして。 キリストから現代にいたるまで続く、信仰の家族です。
      神が選び存続させるのは、肉の一族ではなく、霊の一族です。


そして。

今日は7月7月5日。 年間第十三水曜日。

        『今日の第一朗読 アブラハムの子どもたち』

     『息子イサクが生まれたとき、アブラハムは100歳であった。
  アブラハムの妻サラは、エジプトの女ハガルがアブラハムとの間に産んだ子が、
       イサクをからかっているのを見て、アブラハムに訴えた。
 

           「あの女とあの子(イシュマエル)を追い出してください。
     あの女の子は、わたしの子イサクと同じ後継ぎになるべきではありません。」

    このことはアブラハムを非常に苦しめた。その子も自分の子であったからである

アブラハムは、次の朝早く起き、パンと水の革袋を取ってハガルに与え、背中に負わせて子供を連れ去らせた。
    
             ザムザムの泉』(現在の聖地マッカ)で、イシュマエルに水を飲ませる母ハガル。

     『神は子供の泣き声を聞かれ、天から神の御使いがハガルに呼びかけて言った。

   「ハガルよ、どうしたのか。恐れることはない。神はあそこにいる子供の泣き声を聞かれた。
 立って行って、あの子を抱き上げ、お前の腕でしっかり抱き上げ、お前の腕でしっかり抱きしめてやりなさい。
            私は、必ずあの子を大きな国民とする。

    神がハガルの目を開かれたので、彼女は水のある井戸を見つけた。
         彼女は行って革袋に水を満たし、子供に飲ませた。』
                           
      創世記 21章5-20節

                                       
            なんと優しい、神様の言葉なのでしょうね!

            『アブラハム一家の系図』
   

      妻サラとの子・イサク。          サラの侍女・ハガルとの子イシュマエル。
        その子孫は                    その子孫は
      キリストに至るまでの            ムハンマドに至るまでの

     そして 今の『ユダヤ人』です。         そして 今の『アラブ人』です。
   ユダヤ教とキリスト教の始祖です。       イスラム教の始祖となっていきます。

        神は、悲しむ者を捨て置かない方です。 約束を守る方です。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
自分に起こる何事も、先にある未来を信じて、受け止めてまいりましょう。 神が善いように計らって下さいます!   


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