マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

葡萄の実り・・・『自家製ワイン』 そして 『ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、いやされます。』・・・『わたしはこれほどの信仰を見たことがない。』

2021-06-26 11:37:38 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
6月26日。土曜日。曇り。

葡萄の実の育つ季節です。

     我が家の・・・    『葡萄の実』
 
         葡萄の実が大きくなってきました。

         葡萄といえば、母の『自家製ワイン』
       自分で育てた葡萄で、ぶどう酒を造っていた母。
     発酵させた葡萄をこすために、さらしにいれて、天井からつるし、
    一滴一滴としたたり落ちるぶどう酒を、ボールで受け止めていました。

    貴重な、少量の自家製ワインを、母と父の二人はおいしそうに飲んでいた。
        夫婦の幸せな時間だったのでしょう。

     母が自家製ワインを造っていたのは、私が成人する前のことで、
    その景色は良く覚えているが、お味見をしたことはない。残念である。
  母が造っていた年齢をはるかに超えた私ですが、私も今年は造ってみようかしら?
          Wine Loverの私としては、
  
  たったのワイン5本 『5月に飲んだワイン』 新酒の時期で純米大吟醸にはまりまして・・・
   チリ。チリ。チリ、イタリア。オーストラリア。日本。日本。 ワインを飲んで世界旅行です♡♡ 

     自家製ワインこそが『究極の贅沢ワイン』となりそうです。

  究極といえば・・・

         自分の手で、自分の目で、自分の足で、
    何事も、映像で見るのではなく、体験することが究極の贅沢ですよね。

       NHK『大河ドラマ』ファンの私としては、
          新しいシリーズが決まると、
その時代に、その主人公になりきるつもりで、その現場に何回か足を運びます。調査検証です。
                              大河ファンとしての楽しみです♡♡
        今年の大河ドラマは『青天を衝け!』
      ところが、コロナ禍のために現地調査がままなりません。

     せめてもと・・・
     遅ればせながら
     昨日から、こちらも大ファンの司馬遼太郎の『最後の将軍』を読みながら、
      徳川慶喜の追体験?をしています。面白い。感謝!感謝!


そして。

今日は6月26日。年間第十二土曜日。

『今日の入祭唱』

 『主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。 主を畏れる人には何も欠けることがない。
     主に求める人には、良いものの欠けることがない。』

          詩編 34章10-11節


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、 イエスがカファルナウムに入られると、
        一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、
 
          『イエス様に懇願する百人隊長』

   「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」 と言った。

    そこでイエスは、
      「わたしが行って、いやしてあげよう」 と言われた。
   すると、百人隊長は答えた。
「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。
      ただ、ひと言おっしゃってください。
     そうすれば、わたしの僕はいやされます。


        わたしも権威の下にある者ですが、
     わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、
         他の一人に『来い』と言えば来ます。
     また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」

     イエスはこれを聞いて感心し、 従っていた人々に言われた。
         「はっきり言っておく。
    イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。


      言っておくが、
       いつか、東や西から大勢の人が来て、
     天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。
        だが、御国の子らは、外の暗闇に追い出される。
        そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」

     そして、百人隊長に言われた。
      「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」
        ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。』

          マタイによる福音書 8章5-13節

 
イエス様は、百人隊長の『信仰宣言』を、大変にお褒めになりました。 

  百人隊長の『信仰宣言』
    『主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。
     ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。』

  英語では・・・
     『Lord, I am not worthy that You should come under my roof,
       but only speak a word, and my servant will be healed.』

                       マタイによる福音書 8章8節                

  この百人隊長の『信仰宣言』は、
  イエス様がそれを聞いた後に、大変感心され、 イエス様の『一言』につながったのです。

 『はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。』 


          信仰は、『言葉』で言い表わされるものです。
   それは、『祈りの言葉』で表わされることもあり、個人の『言葉』でも表わされるのです。

  

 部下の病気の回復をイエスに願う百人隊長は、
 当時は、イエスを家にお迎えする資格のないといわれていた、異教徒でした。
  それ以上に、
 私の家にまでおいでいただくことは、恐れ多いことです。
    イエス様に家までお越しいただかなくても、『一言』おっしゃってくだされば、
       部下の病気は完全に治る。 との深い信仰の持ち主でした。

 イエス様は、
 百人隊長の『言葉』を聞いて、その信仰の深さと強さに驚き、
   『イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。
                           とおっしゃったのです。


    イエスの『救いの保証』のためには、キリストへの『信仰』が必要なのです。
    『救い』は、ユダヤ人だけでなく、信仰を持つ全世界の人々に及ぶのです。


  現在のわたしたちは、
   『キリストの食卓』であるミサにおいて、
    声高らかに『信仰宣言』をした後、
 
      『聖体拝領』をします。

   その『信仰宣言』は・・・

日本語ミサでは・・・
     「神の食卓に招かれた者は幸い。
  『主よ、あなたは神の子キリスト、永遠のいのちの糧。
    あなたをおいてだれのところに行きましょう。』


英語ミサでは・・・
百人隊長の『信仰宣言』を繰り返すのです。
     
  「Happy are those who are called to his supper。
   『Lord, I am not worthy to receive you,
  but only say the word, and I shall be healed.』


私は
イエス様にほめられた『百人隊長の信仰宣言』が大好きです。
しばらく過ごしたアメリカ生活で、毎日曜日のミサで唱えた
『百人隊長の信仰宣言』を、
日本のミサでも、聖体拝領の列に並ぶ時に心の中で唱えます。
私の聖体拝領は、英語と日本語の二回の『信仰宣言』で成り立つのです。
                      感謝!感謝!


『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
   『彼が担ったのはわたしたちの病、彼が負ったのはわたしたちの痛みであった。』
         イザヤ書 53章4節    アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
暑すぎず穏やかな天気の土曜日です。素敵な週末をお過ごしください。

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