鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

攻めの明石家さんまが突っ込まれ、目を白黒させた

2008-11-21 | Weblog
 先日の日本テレビの「踊るさんま御殿」を見ていた時のことである。いつもは出演者に振っては司会を巧妙に進める明石家さんまが珍しく、出演者から突っ込まれ、答えに窮して、目を白黒させている場面があって、面白かった。12人くらいの出演者に次ぎから次へと振ってはその答えを面白く引き出して、会場の笑いを誘うのがさんまの特技であるが、この日は逆にさんまに答えを振られて、一瞬詰まって言葉が出なかった。長く「さんま御殿」を見てきたが、こんな場面は初めてお目にかかった。
 話は漫才師の千原兄弟のジュニアが兄の結婚式が沖縄で行われているのに出席し、スケジュールが押しているので、帰ろうと挨拶したら、花嫁が知らんふりをして、メロンにかぶりついていたので嫌な気持ちになったと披露したら、なぜそんなことになったのか、という話になり、その前にジュニアが花嫁の点数は40点だ、と言ったのを聞いていて、それを聞いた兄嫁がへそを曲げているのだ、ということになった。
 それを聞いたさんまがすかさず夫婦で出演していた出演者の夫に「奥さんの点数は何点」とふっていって、「目の前にしてようつけられへん」などとの答えを引き出していたら、誰かが「大竹しのぶさんは何点でしたか」とさんまに逆襲した。まさか、自分に跳ね返ってくるとは思わなかったさんまはびっくりして、目を白黒させ、一瞬絶句してしまった。テレビにはその表情が大写しになって、会場は爆笑の渦に巻き込まれた。
 しばらくしてから、さんまは「40点や」と千原兄の花嫁と同じと言って、再び笑いを誘っていたが、丁度それで番組が終わりだったので、はたしてその回答が出るまでどのくらいの間があったのか、あとで編集したのかよくわからなかった。さんまとしては別れた奥さんとはいえ、いまだにお互い芸能界で活躍している身なので、舌禍事件となってはいかないし、さりとて別れた奥さんを千原兄の花嫁以上にするのもおかしいし、と計算して、とっさに同じ点数をつけたのだろう。
 日頃、攻めることを得意としている人がいざ責められる立場になると、途端に弱みを見せることはよくあることである。「さんま御殿」は活躍している芸能人がさんまに攻められて意外な一面をみせることだ成り立っている番組で、これまでもおしとやかな美人女優が恋多き側面があったり、アクション俳優が犬が苦手だったり、プライベートな一面をのぞかせて、楽しませてくれた。今回、当の明石家さんまの目を白黒させた素の表情が見られただけでも面白かった。
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