鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

朝日新聞の販売区域がどうなっているか、知らなかったが、いまだに古い体質が残っていることがよくわかった

2023-08-19 | Weblog

  つい1カ月くらい前のことである。いま甲子園球場で開かれている全国高校野球大会を控え、朝日新聞が購読読者向けにバスタオルなどが当たる抽選のハガキが差し込まれていたので、どうせ当たらないだとう、と思って、交換商品にバスタオルを選んでハガキを投函したところ、10日くらい経って朝日新聞の拡張員と思われる人が玄関にやってきて、「応募ありがとうございました」といって、残念賞のポリ袋を手渡してくれ、「お宅は朝日新聞を取っていませんね」と言うので、「とんでもない。「もう20年来ずっと朝日新聞を取っているよ」と言ってやったら、「そうですか」と納得せずに帰っていった。

 その数日後、同じ人がやってきて、「やはり取っていませんよ」と言うので、「朝日新聞溝の口販売所から取っているよ」と言ったら、相変わらず納得しない顔で帰っていった。そして、件の拡張員らしき人は今度は外れたはずのバスタオルを持って現れ、「わかりました。ここは実は溝の口販売所ではなく、梶ヶ谷販売所の担当区域となっているので、来月から溝の口販売所でなく、梶ヶ谷販売所が朝日新聞を配達することになります」というので、溝の口販売店からは日本経済新聞と朝日新聞を配達してもらっていて、サービスとして毎土日にスポーツニッポン新聞を入れてもらっている。それを継続してもらいたい」と言ったら、「わかりました」と言って帰っていった。

 それで、月末の集金日に溝の口販売店の担当者が7月分の新聞代金を集金にきたので、先の拡張員の置いていった名刺を見せながら、「来月から朝日新聞は梶ヶ谷の販売店が配達することになった」と伝えると、「それは聞いていない。よくそういうケースはトラブルになるので、何とも言えない」と言って帰っていったが、こちらはどこの販売店が配達してくれようが、サービスのスポーツ新聞さえ入れてくれれば問題ないと思っていたので、8月の土曜日どうなるか、注視しよう、と思っていた。

 いまの溝の口販売店はもともと毎日新聞の販売店で、日経新聞も配達していたので、お願いし、合わせて朝日新聞も配達してもらっていて、その後隣接していた朝日新聞の配達所が廃業したので、その権利も獲得していたようだった。それで日経と朝日両紙を配達してもらっていた。いまどき新聞を2紙も取るような家が珍しいのか、いつの間にかサービスとして毎土日にスポーツ新聞がサービスとして配達されるようになっていた。この間、我が家の朝日新聞の配達の区域が実は溝の口販売所ではなく、梶ヶ谷販売所であることなど全く知らなかった。

 そしたら、集金にきた担当者がすぐに戻ってきて、「さっきの話はその通りになり、来月からお宅は梶ヶ谷販売所から配達されることになりました」と言ってきた。朝日新聞の販売体制がどうなっているのか全く知らないが、やはり我が家は梶ヶ谷販売所の区域になるとのことのようだった。

 で、残るサービスの土日のスポーツニッポン新聞の配達がどうなるかは溝の口販売所が配達する日経新聞と一緒に配達されてきた。いままで日経と朝日を配達されていたのが日経1紙だけでサービスするのはかなり大きな負担ではないか、とも思われるが、これまでのお付き合いと思ってもらうしかないのだろう。それにしても新聞販売業界はいまだに一般には理解しがたい古い慣行がまかり通っている業界であることがよくわかった。

 

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