鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

「SCANDAL」の主演女優を目のあたりにして幸せな気分に

2008-12-18 | Weblog
 先日、午後9時頃、東京・六本木を歩いていた時のことである。ミッドタウンの正面あたりにやたら人がたむろしている。道路脇の若い男が「立ち止まらないで下さい」と大声で叫び、その周囲20メートルあたりに列を作って待ち構えている集団がいる。その先を見ると、カメラを持って撮影しようとしているクルーが見える。どうやら、映画かテレビのロケがあるようである。そこへ黒いワゴン車がやってきて、女優とおぼしき着飾った一団が降りてきた。
 どっと、それを取り囲んで群衆が動き出し、男はますます「立ち止まらないで下さい」と大声で叫んでいる。降りてきた女優は4人で、最初に背の高いスラリとした若い女性で、吹石一恵が目についた。テレビで見ているより、背が高い。続いて、黒いドレスの鈴木京香と桃井かおり、ときて、これはTBSテレビの日曜日夜9時から放送している「SCANDAL」のロケであることがわかった。もう1人の長谷川京子が最後に出てきて、一番左端に並んだ。
 4人が夜の東京の街を話しながら、闊歩していくシーンのようで、事前に配置してあったエキストラのアベック役がすれ違うシーンのようで、画面が不自然に映らないように立ち止まって見つめるような野次馬を排除していた、というわけだ。
 「SCANDAL」は今年の流行語大賞となった「アラフォー」の40歳前後の女性4人が共通の友人が失踪したのを協力して探し出そう、として、それぞれの夫、家族を巻き込んで展開していくスリラードラマで、もうすぐ最終回を迎える予定である。
 もう終わりのはずなのになぜいまごろ、ロケをしているのか、不思議だなと思いながら、4人が闊歩する姿を見ていたが、第一線の女優をこんなに間近に見たのは久し振りだ、と思った。演劇や歌謡ショーなど舞台で女優を見に行くことはよくあるが、街中でふとロケなどに遭遇してみられると、なにか得をしたような気になる。
 それにしても女優というのは映画やテレビで見ているより、実物はより美人に見えるのhあなぜだろう。若い頃に当時個性派と言われていた緑魔子という女優を街中でみて、思っていたより美人に見え、驚いた記憶がある。緑魔子でこれだけ美しく見えるのなら、トップ女優はとびきりの美人に見えることだろう、と思った。
 六本木では夜で暗かったのと、4人が並んでいたので、それほど美人だな、とは思わなかったが、それでも女優のオーラらしきものは伝わってきた。時間にしてほんの数分だったが、あとで眼福を得たようないい気分になった。
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