鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

いまが旬の中幸介

2007-07-27 | Weblog
 26日はいつもの「題名のない音楽会」公開番組収録で、三軒茶屋の昭和女子大へ出かけた。前半はハンカチ王子にはいっけたクラシック界の作曲家を○○王子、××王子に仕立てて、名曲のさわりを聞かせるもので、題名のない音楽会初登場の山形交響楽団の演奏でハンガリー狂詩曲第2番など5曲を聴いた。派手な衣装の女性演奏者を望遠鏡で見ると、結構お年を召した人が多くて、さすが山形といった感じ。指揮者の飯森範親氏が常任指揮者を務めているそうで、N響を聞き慣れた耳には若干、切れがないような感じを受けた。それでも一生懸命演奏していて、ムソルグスキーの「禿山の一夜」は良かった。
 後半は徳永英明といま注目の忠幸介両氏による「大人のためのJーPOPラブソング」で、男性にしては珍しい高音の歌手の競演が聞かせた。出だしはそれぞれの持ち歌の「壊れかけのRadio」と「花」を歌い、観衆を魅惑した。徳永英明の歌を」聞くのは初めてで、高くて甘い声のいかにも女性にうけそうな歌手であることを実感した。
 一方の中幸介は1年くらい前にこの「題名のない音楽会」に登場し、沖縄の民謡のような透き通った高い声で歌うのにいいな、と思っていた。その後、テレビにもちょくちょく出演するようになり、つい1,2週間前にもテレビ神奈川の朝の歌手が出演するバラエティ番組にも出演していた。この11日に発売したアルバムがヒットチャートの4位にランクされ、人気急上昇中でもある。
 今回は女性歌手らのヒットしたラブソングを2人がカバーして歌う企画で、徳永英明が石川ひとみの「まちぶせ」を、中幸介がRUIの「月のしずく」などを歌ったが、中幸介にとってはやや早すぎた試みようような感じがした。中幸介の高音の良さが出ないように思われたのだ。ただ、最後に2人でデュエットした高橋真梨子の「桃色吐息」は絶妙の味を出していて、抜群に良かった。ゲスト司会の錦織健も絶賛していたが、「題名のない音楽会」ならではの試み、といえよう。
 山形交響楽団もクラシックより、POPSの演奏の方がお得意のようで、団員も興に乗ってか、楽しく演奏していたようだった。地方ではクラシックよりPOPS、民謡のが人気があるのだろう。
 帰りに中幸介のCDを¥3059円也で購入した。中幸介氏はいまが盛りのような気もしたからだ。
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