prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

4月22日(日)のつぶやき

2012年04月23日 | 映画
07:12 from livedoor Blog
コピペ日記 : LAW & ORDER シーズン20 #18~#23 lb.to/I2JbsX

08:46 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『インドへ馬鹿がやって来た』山松 ゆうきち booklog.jp/item/1/4537255…

09:01 from gooBlog production
「ドライヴ」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/67…

09:08 from web
五木寛之いわく、「日本最大の宗教作家は宮沢賢治ですよ」(大竹まこと ゴールデンラジオより)。

09:32 from livedoor Blog
コピペ日記 : 土曜プレミアム・世にも奇妙な物語 2012年 春の特別編 blog.livedoor.jp/katikujin/arch…

17:59 from Tweet Button
新藤監督100歳「ありがとう さようなら」 : nikkansports.com nikkansports.com/m/entertainmen… @nikkansportscomさんから

by yapoono6 on Twitter

「ドライヴ」

2012年04月22日 | 映画
キッド、と西部劇ばりに抽象化した名で呼ばれる主人公は寒色系、ヒロインは暖色系の色彩でヴァリエーションをつけながら巧みに統一した色彩設計。
ただしキッドが入ってくるのにあわせて写るヒロインの部屋の壁紙が寒色系だったり、ヒロインのことを想っているキッドの部屋で灯りを消すと赤っぽい小さなライトだけ残ったりと、しばしば色彩は交錯する。
色彩の使い方を仔細に見ていくと、そのシーンでの感情の位置づけがわかるだろう。

キッドは決して銃を使わない、飲むのはもっぱら水で、オフでも酒は飲まないといった映画的なキャラクター造形に優れている。

背中にサソリの刺繍のあるジャンパーを着ていて、これが「サソリとカエル」の寓話のサソリなのです。不合理であっても生き方を変えられない象徴。
それにしても、この寓話の元ネタってベトナムの民話ともサンスクリットで伝わっているともいって、よくわからない。
映画では「クライング・ゲーム」や「ミスター・アーカディン」に出てきたと思う。探せばもっとあるかも。

後半炸裂するヴァイオレンス描写のヴォキャブラリーの多彩さ。カーアクションももちろんあるけれども、あまり長々とやらないで短く一気に決める演出の瞬発力が見もの。
バイトで映画のスタント・ドライバーをやっているわけだが、代役用のかなり荒い作りのマスクが後半生きてくる。

「シェーン」に似ているのだが、流れ者が関わる家族のうち父親と男の子は後半ドラマから外れて母親=ヒロインが残るのが違い、しまいにヒロインすら主人公の世界から外れていく。

色彩の使い方から逆算すると、ヒロインと敵役たちとは同じ赤系統の色彩でまとめられている。キッドに対して侵襲してくるが結局同化はできないキャラクターとしては、一緒ということだろう。

ライアン・ゴズリングは「ラースとその彼女」や「スーパーチューズデー」などもそうだが、二枚目のわりに何考えているのかわからない、マスクをかぶったような感じがするパーソナリティ。

監督のニコラス・ウィンディング・レフンは「プッシャー」三部作や「ヴァラハラ・ライジング」など、すでに海外では評価されていた作品が多いのに、日本ではこれが劇場初公開。これでカンヌの監督賞をとっていて、それで公開が決まったのか。
外国の優れたものを積極的に取り入れてきたのは日本の美点だったと思うのだが、なんだか内向きになってます。
(☆☆☆★★★)

人気ブログランキングへ



4月21日(土)のつぶやき

2012年04月22日 | 映画
09:04 from gooBlog production
名探偵モンク シーズン7  #2「ひまわりが散った」 goo.gl/cAQ8B

09:43 from web
買取大王で本と家電を処分したのだが、めまいがしそうな金額。最低限に下げるだけ下げた予想値を3円下回って297円。ゴミに出した方が簡単ではないかと思った。

09:44 from web
かといってオークションで処分するっていうのも面倒なんだよな。

09:46 from web
よし、できるだけ物を買わないようにしよう。祖母がゴミをつかまえて「これも全部お金出して買ったんだ」と言っていたな。

09:54 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『タルコフスキイの映画術』アンドレイ タルコフスキイ booklog.jp/item/1/4891766…

10:00 from web
読売新聞に載っていた大王製紙の井川前会長についての佐野眞一のコラムより。会長は銀座の高級クラブに来て使っているティッシュをチェックしてエリエールではないと「空気読めないのか」と店長に怒鳴って買いにやらせたとのこと。

10:01 from web
勘違いして育つとこれだけ人間腐るものか。空気読めってそういう使い方するわけね。いや、正しい使い方か。

10:36 from livedoor Blog
コピペ日記 : Dr.HOUSE シーズン6 #1~#6 blog.livedoor.jp/katikujin/arch…

12:05 from Twitter for iPhone
池袋東武、7階にあった飲食店がごっそり8階に移ってきたものだから、降りる階を間違えたかと思った。

12:05 from Twitter for iPhone
こういうのって、ポケットティッシュで配ることですか。 pic.twitter.com/3tubuvPy

14:12 from Twitter for iPhone
傍目八目番茶も出ばな #意味を考えずにことわざを作る

16:03 from Tweet Button
『セーラー服と機関銃』の相米慎二監督特集がイギリス、エジンバラ国際映画祭で特集上映! - シネマトゥデイ cinematoday.jp/page/N0041459 @cinematodayさんから まだ海外に十分紹介されていない日本の監督はいくらでもいます。

by yapoono6 on Twitter

名探偵モンク シーズン7  #2「ひまわりが散った」

2012年04月21日 | 海外ドラマ
#2「ひまわりが散った」
Mr. Monk and the Foreign Man

※ アンサラは出張でアメリカを訪れていたが、モンクの家のそばの路上でひき逃げに遭い、亡くなってしまう。モンクはバクストン夫妻の家政婦殺害事件を担当していたが、アンサラの夫サミュエルが路上でお香をたいたり、音楽を演奏するのに苛立ち、やめるように言うが、実情を知り事件捜査に乗り出す。
脚本 デヴィッド・ブレックマン David Breckman
演出 デヴィッド・グロスマン David Grossman

奥さんを殺されたナイジェリア人とやはり愛妻トゥルーディを殺されているモンクが共鳴して次第に友情を育んでいく、以前に比べると人間関係をまったく結べなかったモンクが、分析医抜きでもこれだけ進歩したのを見せるのが眼目のドラマ。
ふだんまったく人と握手もできないモンクが別れ際ではハグさえする。

タバコや腐敗臭や魚の臭いなど、終始しきりと匂いが強調されて、いちいちモンクが悶絶するのが可笑しい。
モンクがものすごく本を読むのが早いのが描かれる。

人気ブログランキングへ


本ホームページ

4月20日(金)のつぶやき

2012年04月21日 | 映画
04:09 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『そしてウンコは空のかなたへ―廃棄物を追え!』平田 剛士 booklog.jp/item/1/4906605…

07:21 from livedoor Blog
コピペ日記 : コールドケース シーズン1 #1~#5 lb.to/HWAgil

09:08 from web (Re: @KazuhiroSoda
@KazuhiroSoda 「非国民」という言葉は日本が負けた体験により強く結びついているから忌避されているような気がします。

22:20 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『縮図 改版 (岩波文庫 緑 22-2)』徳田 秋声 booklog.jp/item/1/4003102…

by yapoono6 on Twitter

「センター・オブ・ジ・アース」

2012年04月20日 | 映画
原作の「地底旅行」はまるっきり女っ気がないのを前の映画化では強引に女性のキャラクターを作って参加させていましたが、今回では原作では寡黙な案内人のハンスが女性に置き換えられている。ご時勢ですね。
さらに主人公の学者の精神年齢がほとんど13歳の甥っ子と変わらないのも。

中盤のローラーコースターまがいのトロッコ・チェイスはあまりに「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」そのまんま。というか、もともとアメリカのローラーコースターは1870年頃に廃坑のトロッコを遊具にしたのが発祥らしい。

キノコの森とか地底の湖、というのはクラシックな装いでは生きるけれど、CGばりばりの作りだと、どうも地味。
(☆☆☆)

人気ブログランキングへ




4月19日(木)のつぶやき

2012年04月20日 | 映画
05:36 from ブクログ(booklog.jp) 【本棚登録】『刑務所の経済学』中島 隆信 booklog.jp/item/1/4569801…07:31 from Twitter for iPhone @yapoono6: 韓ドラとはちがいます!って…。こういう惹句決めるの、誰ですか。 pic.twitter.com/QETEUSqb09:09 from gooBlog production 「王子と踊子」 goo.gl/oVihG10:34 from livedoor Blog コピペ日記 : 第一容疑者 第1話「連鎖」前編 blog.livedoor.jp/katikujin/arch…14:05 from Twitter for iPhone 佐川急便、午前中集荷申し込んだのに、まだ取りにこない。持ち込みもできないし、何してるんだ。15:16 from web iPhoneがそばにあると、アナログラジオの受信がめちゃくちゃ悪くなるなあ。16:07 from web 「理想の上司」なんて聞くほうも聞くほうだし、答えるほうも答えるほう。本気で上司に理想を求めるの。冗談にしても、悪い冗談です。by yapoono6 on Twitter
「韓ドラとは違います」っていうのは、韓国人のコミューンが出てくるエピソードだからなのね。だからといってCSIを韓ドラと間違える人がいるとも思えないが。

「王子と踊子」

2012年04月19日 | 映画
踊子ってShowgirlなのね。ショーガールというといっぺんに風俗っぽくなり、身分の差がわかりやすくなる。
いささか舞台っぽくてセリフ主体でかったるい。

「マリリン 七日間の恋」はこの映画の内幕ものということになっているが、セットや撮影の豪華さはとても再現できていない。というか、別物ですね。

原作戯曲はエリザベス女王の戴冠式にあてこんだ一種のキワモノだったらしい。身分違いの恋とはいっても、男の方が身分が高いと「ローマの休日」みたいにロマンチックにはなりにくい。

オリヴィエがビリー・ワイルダーにモンローの扱い方を聞いたところ、とにかく絶対に怒るな、怒ったら貝みたいに閉じこもって出てこなくなる、と答えたそうだが、画面見ている限り天真爛漫にしか見えない。ふしぎなものです。

人気ブログランキングへ



4月18日(水)のつぶやき

2012年04月19日 | 映画
02:47 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『国防』石破 茂 booklog.jp/item/1/4104737…

06:55 RT from web  [ 126 RT ]
それから、村上隆氏は「芸術に上から金が投下されるのがおかしい」と橋下氏に呼応しているが、村上氏は毎年183億円(全体予算の57%)の税金を使うルーブル美術館も、大英博物館(57億円 同60%)も、ウィーン国立歌劇場(66億円 同58%)もおかしいと考えているのか。
想田和弘さんのツイート

06:55 RT from web  [ 55 RT ]
村上氏が本当にどの国の税金も使わずに芸術活動をされているなら、それはあっぱれだと思う。でも、彼の作品は美術館から買われることはないのか?そして、その美術館には税金が投入されていないのか?
想田和弘さんのツイート

06:55 RT from web  [ 31 RT ]
僕の映画を招待してくれる(日本を含めた)世界各地の映画祭には、ほぼ例外無く税金が投入されている。なぜか?映画祭は地域の振興に役立ちメリットがあると考えられているからだ。村上氏が米国で行った展覧会にも、国際交流基金等から支援がある。bit.ly/HOe4kU
想田和弘さんのツイート

06:55 RT from web  [ 60 RT ]
村上隆氏は、自分が直接お上から現金を手渡されていないから「芸術に上から金が投下されるのがおかしい」などと言っているのではないだろうか。だが、彼が行っている展覧会や、それを行う美術館には、たぶん例外なく税金が使われているし、それなしには成立し得ない。そのことに想像が及んでいるのか。
想田和弘さんのツイート

08:46 from gooBlog production
「ソウ ザ・ファイナル」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/f5…

19:21 from Twitter for iPhone
電気店の店頭に扇風機が並んだ。

by yapoono6 on Twitter

「ソウ ザ・ファイナル」

2012年04月18日 | 映画
シリーズの前の方いくつか見落としているのでストーリーは何がどうなっているんだかわからないが、とにかくヒドい見せ場てんこ盛りでわからないなりに見てしまう。
英語だと怖いというのとヒドいというのは同じテリブルterribleなわけだが、そういう感じ。
ファイナルというが、これまでの抜粋映像含めてなんか総集編みたい。

キャストが弱いから殺人者がマスクをとって正体を現しても、どなた様でしたっけと思うところ、多々あり。

しかし、これで本当におしまいと思っている人、作り手含めてどれくらいいるでしょう。
(☆☆☆)

人気ブログランキングへ


本ホームページ


ソウ ザ・ファイナル - goo 映画

4月17日(火)のつぶやき

2012年04月18日 | 映画
00:08 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『西行花伝 (新潮文庫)』辻 邦生 booklog.jp/item/1/4101068…

08:53 from gooBlog production
「クレイジーズ」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/d7…

09:16 RT from web  [ 74 RT ]
ヘンな「トップ」が威張っているブラック企業やブラック行政に入りたくないのは、当たり前だよ。「結果がすべて」という維新の会は、この結果の責任をとるのでしょうか。<大阪府:職員試験の応募者4割減 「職員基本条例」影響か>(毎日新聞) bit.ly/HWZ4nS
想田和弘さんのツイート

09:16 RT from web  [ 349 RT ]
維新の会が高支持率であるにも関わらず、大阪府職員試験の応募者が4割減した事実は、維新の会の刃の矛先が自分に向かうことをイメージできた人は、そこから遠ざかることを示唆している。逆にいえば、支持者の多くは自分は安泰だと思っているということ。でも、それは大きな間違いです。
想田和弘さんのツイート

09:16 RT from web  [ 247 RT ]
つまり維新の会の躍進の背景には、彼らが行っている弾圧や締め付け、予算削減を「ひとごと」だと思っている人が多いという事実があるのだろう。想像力の欠如と身勝手さが、維新の会の増殖に最適な環境を育んでいるといえるのではないだろうか。
想田和弘さんのツイート

10:15 from livedoor Blog
コピペ日記 : 時代劇『新・座頭市III』 第26話「夢の旅」(最終回) blog.livedoor.jp/katikujin/arch…

11:20 from web
大阪人も、ずいぶん権威主義に転んだものだな。

11:46 from Twitter for iPhone
車が桜を見て起こる渋滞を桜渋滞というとタクシーの運転手さんに教わりました。

15:31 from web
石原慎太郎、髪染めてるよなあ。なんか声も変だし、体調良くないんじゃないか。

15:39 from web
小松左京の作品の一節で、大阪人は番頭根性に染まってるとあったのを唐突に思い出す。

15:41 from web
ごろごろごろ…。

15:57 from web
日本の不動産はずいぶん中国人に買われているけれど、ではその買われた不動産は中国領ということになるのかな。

by yapoono6 on Twitter

「クレイジーズ」

2012年04月17日 | 映画
軍用ウィルスが漏れて感染した村人は殺人鬼になり、それを軍がまた封じ込め抹殺しようとする。ミクロの殺人鬼とマクロの殺人鬼の脅威が平行して描かれ、そこからの絶望的な脱出行が軸になる。

感染者は見た目あまりゾンビとあまり変わりないが、殺せるし蘇ってこないのが違う。殺せば殺せるので暴力描写はゾンビものみたいにやたらくどくない。回転鋸が感染者の手から離れても勝手に床をはねてきたり、カーウォッシュの中で視界が限られているのを生かしてスリルを醸成するあたり、工夫が見られる。

オリジナルでは穏やかな老婦人が防護服を着た兵士を編み棒で刺し殺すシーンのコントラストが記憶に残っていた。

オリジナルのジョージ・ロメロ監督が製作にかんでいるせいか、割と冷ややかで日批評的なタッチは踏襲されている。

アメリカとアラブ首長国連邦との合作というのが目をひく。金に国境はありません。

主演のティモシー・オリファントは若い頃のアンドレイ・タルコフスキーにちょっと似ているように見えた。
(☆☆☆★)

人気ブログランキングへ




4月16日(月)のつぶやき

2012年04月17日 | 映画
08:59 from gooBlog production
「僕達急行 A列車で行こう」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/7a…

11:09 from livedoor Blog
コピペ日記 : カルチャーラジオ 日曜カルチャー「山下洋輔 わがジャズ人生」(1) blog.livedoor.jp/katikujin/arch…

11:50 from web
唐突に「アタック・ザ・ガス・ステーション」という韓国映画を2001年に日本公開した時に、試写会のスポンサーにサムスンがついて抽選でやたらと豪華な景品を出していたのを思い出した。当時はサムスンって何?程度の認識だったけれど。

11:51 from web
30年から40年くらい前のアメリカ映画見ると写る電気製品がたいていSONY製だったりする。今だとサムスンです。

14:13 RT from web  [ 4 RT ]
4月20日から29日まで鹿児島の知覧、特攻隊基地が舞台の「流れる雲よ2012」が東京、笹塚ファクトリーであります。是非ご覧ください。 bit.ly/z7hm2ehttp://b… bit.ly/GC8QfH 「拡散希望」
橋元龍二さんのツイート

18:14 from web
地デジでデータ放送見ている人、手をあげて。

19:27 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『タブーの正体!: マスコミが「あのこと」に触れない理由 (ちくま新書)』川端 幹人 booklog.jp/item/1/4480066…

22:51 from livedoor Blog
コピペ日記 : 相棒2 第19話 『器物誘拐』 lb.to/HNJwkZ

by yapoono6 on Twitter

「僕達急行 A列車で行こう」

2012年04月16日 | 映画
森田芳光の遺作になってしまった映画だが、遺作という言葉が持つ物々しさがまるでないのが、いかにもこの監督らしい。

松山ケンイチと瑛太の衣装が似たようなセーターの青と赤だったり、すみずみまでデザインする徹底ぶりは健在。

列車の席に二人が向かい合わせになっていて、しかし片方がイヤホンで音楽を聴いていて正面きったやりとりにならないあたり、「家族ゲーム」の最後の晩餐テーブルで見せた人間の位置関係とコミュニケーションのずれのバリエーション。
あまり濃厚な人間関係にはならないけれど、だからといってディスコミュニケーションというわけではない微妙な手触りは、やはりこの監督独特のもの。

ピエール瀧扮する図体のでっかいおっさんが何者なのか順々にわからせていくとともに(初登場で自己紹介させたりしない)、仕事がいつのまにかうまくつながっていくあたり、昔のサラリーマン喜劇的な展開をきちんと踏襲している。趣味ばかりの話ではないのですね。

北海道を舞台にすることが多かったけれど、今回は福岡と東京を行き来する。
新幹線は出てきても、売り出したいところであろう九州新幹線は出てこないのが微妙なずらし方。
買ったはいいが売りようがなくなった不良物権の実写の荒廃ぶりはかなりひどい。

さまざまな帯の結び方のモデルやクリムト風の内装のあるクラブにびっくり。
(☆☆☆★★)

人気ブログランキングへ


本ホームページ


僕達急行 A列車で行こう - goo 映画

僕達急行 A列車で行こう [DVD]
主演 松山ケンイチ 瑛太
監督 森田芳光
バンダイビジュアル

4月15日(日)のつぶやき

2012年04月16日 | 映画
07:06 from livedoor Blog
コピペ日記 : LAW & ORDER シーズン20 #11~#17 lb.to/HUBQhA

08:59 from gooBlog production
「2005 札幌中島公園 見世物小屋」 goo.gl/rYZHZ

09:01 from gooBlog production
名探偵モンク シーズン7 #1 「堕ちた偶像」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/4e…

10:05 from livedoor Blog
コピペ日記 : 極上美の饗宴「飛び散る線の謎~ポロックの“自然”」 lb.to/IobwLh

12:53 from Twitter for iPhone
ちょうど1000円。 pic.twitter.com/OuunMraM

15:24 from Tweet Button
【これ聴いてます】ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番, 第12番(エデル四重奏団) ml.naxos.jp/album/8.550975 #nml

20:49 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)』宮台 真司 booklog.jp/item/1/4344981…

by yapoono6 on Twitter