久しぶりに再見したがやはり面白い。ただ、前に見たときに比べると続編が5まで出来るわ、テレビシリーズ化されるわで、ジャンルムービーのひとつだったのがこれ自体がひとつのジャンルになった感。
何にもないような田舎街でこうこうと明るく太陽をさす地面の下でモンスターが出没するというのが一種の盲点をついていて、しかもコメディタッチを大幅に取り込んだのがこのシリーズの魅力。
地面の下を駆けずり回るから「ジョーズ」式に姿をあまり現さず見せ方が間接的になって逆に多彩な見せ方を工夫できる、というのが頭のいいところ。
ケビン・ベーコンとフレッド・ウォードの二人組が何かというとじゃんけんで物事を決めるのがルパンと次元みたい。
シリーズが進むにつれて人気キャラになった銃をやたらと貯蔵しているバート(マイケル・グロスは3以降とテレビシリーズではもはや主役)夫妻はやはり可笑しいが、ああいうのがアメリカには実際にいっぱいいるとわかってきた今見るとちょっと笑いながら頬がひきつるようなところがある。