孤島の灯台にほとんど一人で過ごしている男が港町の若く(とんでもなく)美しい女性と結婚して島で二人だけで過ごす、女性は妊娠するも医者もいない島とて二度も流産して嘆きの淵にいるところになんとボートに乗った死んだ男と赤ちゃんが漂着して、赤ちゃんを自分の子供として育てようとする、けれど本当の親が現れてというストーリーは予告編で見当がついていた。
実際に見てわかるのは、男が第一次大戦から戻ってきて、戦争後遺症で無感情・無感動になっていて、さらに他が大勢死んでいるのに生き残ったことへの一種の罪悪感(suvivor guilt)を持っていて、それが後半の展開にも関わっているということ。
ただストーリーが進展するシーンの処理がなんだか曖昧というか、他にありえないからそうなのだろうと理解はできるけれどメリハリをもって観客に打ち込まれないところが散見する。正直、ちょっと展開に納得できないところもある。
大ロングショットで捉えられた風景がまことに美しく、クロースアップで捉えられた主役二人の顔がまた美しい。
(☆☆☆★)
光をくれた人 公式ホームページ
映画『光をくれた人』 - シネマトゥデイ
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実際に見てわかるのは、男が第一次大戦から戻ってきて、戦争後遺症で無感情・無感動になっていて、さらに他が大勢死んでいるのに生き残ったことへの一種の罪悪感(suvivor guilt)を持っていて、それが後半の展開にも関わっているということ。
ただストーリーが進展するシーンの処理がなんだか曖昧というか、他にありえないからそうなのだろうと理解はできるけれどメリハリをもって観客に打ち込まれないところが散見する。正直、ちょっと展開に納得できないところもある。
大ロングショットで捉えられた風景がまことに美しく、クロースアップで捉えられた主役二人の顔がまた美しい。
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