これをボクシング映画といってしまうとちょっと違う気はするが、ヒロインがボクシングに入り込むには違いない。ボクシングというと貧困とハングリーとセットみたいなところがあるのだが、今の日本だと良くも悪くも貧困もハングリーさもヌルいところがあって、だからダメというのではなくリアルな身近さとそれなりのリアリティがある。
安藤サクラが冒頭で贅肉がむちっとついた身体で出てきて、後半ぴしっとボクサーになるあたりは半ば当然ではあるのだけれど、ちゃんとなりきりとやはり感心する。
ボクシングのトレーナーがカップラーメンを食べた上にまた食事しようなんていったり、試合が終わった後とはいえビール大ジョッキで飲んだり、ギョウザ食べたりしていいのか、と思ったぞ。
これくらい登場人物がぷかぷかタバコをふかしている映画は近頃珍しいのではないか。
先日の1月8日深夜にNHK-BSで放映されたインドでプロボクサーを目指す女性を描いたドキュメンタリー「誰よりも強く!~インド 女性ボクサーの闘い~」では、トレーナーに金銭的・性的搾取を受けて訴訟を起こすわけで、そういうハードさを求めてもはじまらなくはある。
(☆☆☆★★)
本ホームページ
公式ホームページ
百円の恋@ぴあ映画生活
映画『百円の恋』 - シネマトゥデイ
安藤サクラが冒頭で贅肉がむちっとついた身体で出てきて、後半ぴしっとボクサーになるあたりは半ば当然ではあるのだけれど、ちゃんとなりきりとやはり感心する。
ボクシングのトレーナーがカップラーメンを食べた上にまた食事しようなんていったり、試合が終わった後とはいえビール大ジョッキで飲んだり、ギョウザ食べたりしていいのか、と思ったぞ。
これくらい登場人物がぷかぷかタバコをふかしている映画は近頃珍しいのではないか。
先日の1月8日深夜にNHK-BSで放映されたインドでプロボクサーを目指す女性を描いたドキュメンタリー「誰よりも強く!~インド 女性ボクサーの闘い~」では、トレーナーに金銭的・性的搾取を受けて訴訟を起こすわけで、そういうハードさを求めてもはじまらなくはある。
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