prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

邦画を彩った女優たち「“桃井かおり”の作り方」

2011年10月07日 | 映画
売れてる時期を表現するのに「ダッコちゃんみたいに売れてた」という表現にびっくり。

「あらかじめ失われた恋人たちよ」に出た当時は処女で、セックス・シーンをどう演じたらわからなくて「HOW TO SEX」なんて本を買って勉強していたらしい、完全に忘れていたけれど台本の裏にあったなどと語る。

東陽一や市川準や河瀬直美みたいにインディーズ系の監督のインタビューが多いので、作り芝居をどう削ぎ落とすのかという話が優先する。
市川準にはいわゆる「桃井かおり」の腐った枝を全部剪定されたみたいと言い、河瀬作品では「いい生き物でいること」が求められる、といった具合にインタビューの答えが柔軟。

もっとも、テレビでのいかにも「桃井かおり」な芝居がダメかというと、そうとも言えないと思うが。

「青春の蹉跌」で雪の斜面を滑っていくシーンは本当に滑って危なかったという。
長谷川和彦がインタビューに出る。還暦過ぎているが、思ったほど老けてない。これだけ長いこと撮らないで忘れられてないというのも珍しい。

チャンネル:BSプレミアム
放送日: 2011年5月7日(土)
放送時間:午後5:00~午後6:00(60分)
ジャンル:ドキュメンタリー/教養 > ドキュメンタリー全般
映画 > 邦画
情報/ワイドショー > 芸能・ワイドショー

番組内容
独特な感性と強烈な輝きを放つ存在感で、70年代の若者たちの“等身大のヒロイン”となった桃井かおり。今も挑戦的な活動を続ける“個性派女優”の情熱とその魅力を探る。

詳細
日本映画が曲がり角を迎えた70年代、独立プロの低予算の芸術作品でデビューを飾った桃井かおり。その独特な感性と強烈な輝きを放つ存在感で、時代にほんろうされる若者たちの“等身大のヒロイン”となった。日本を代表する“個性派女優”として活躍を続け、ハリウッド映画に進出した今も、国内外のインディーズの低予算作品にすすんで出演している。新たな映画と自らの演技の可能性に挑み続ける女優、桃井かおりの魅力を探る。

出演者ほか
桃井かおり, 石橋蓮司, 河直美, 田原総一朗, 長谷川和彦, 東陽一

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