prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「MAKOTO」

2005年03月15日 | 映画
幽霊はだいたいぼーっと立っているだけで、それを見たマコトが代わりに何かするかというとそうでもなく、死に関する謎がなんとなく解けるのだけれど、それまでに積極的に捜査したりして話が進展したという感じが全然ないものだから、すごくかったるい。
30分で済む話をくっつけた感じ。

カメラを動かしていくと幽霊がフレームに入ってくるといったカメラワークは違和感がある。実体がない(であろう)ものなのだから、なんか変。
キャスティングがバラエティ風でアンサンブルになっていない。

色を抜いたような画調や、幽霊のぼやけたような効果、窓ガラスに花火が写っている合成など技術的にはところどころ見どころあり。
(☆☆★)




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