prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」

2022年08月25日 | 映画
これまで出てきたキャラクター総ざらえの一種の同窓会映画みたいになっていて、そのせいか恐竜が人間を襲う怖さというのは最も薄い。
後半、つぎつぎと偶然が重なってキャラクターが出会って集まるのはちょっと笑ってしまうくらい。

代わりに遺伝子操作された巨大イナゴが出てくるのだけれど、これ別の話じゃないかなあ。それにイナゴの怖さというのは大きさより圧倒的な数によるもののはずで、なんだかズレてる。

見たのは2D版だったけれど、恐竜が喉の奥まで見えるような真正面のアングルで捉えられたカットと、それを抑えようと手を差し伸べる人間のやはり奥行きを強調したカットが交互に出てくるあたり、3D効果を狙ってたのだろうな。

クリス・プラットがタフなのは毎度だけれど、いくらなんでも氷の張った水に落ちて凍えないってことないでしょ。
人間に何か赤い光を当てるとなぜか恐竜がずうっとつけ狙うようになるのだけれど、あれどういう仕掛けなのかな。あれを操る白い服の女が途中でいなくなってしまうが、続編?にでも出すのか。

見せ場満載でまあ面白くはあったけれど、ツッコミどころも満載という感じ。






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