prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「第一容疑者2 顔のない少女」

2013年02月04日 | 海外ドラマ
ヒロインのテニスン(ヘレン・ミレン)が若いハンサムな黒人と関係しているところから始まり、殺人事件の捜査にあたってそのエリート黒人が精神を病んだ若い黒人を厳しく尋問して自殺させてしまうのが連続殺人事件と絡む。このあたりの精神病の表現のリアルさなど、ちょっと引くくらい。
ものすごく重く暗く陰にこもったタッチと、ヒロインが超辛口なのがイギリスらしい。
真相を知る自殺した青年の妹の心をどう溶かして証言してもらうかの粘り方がまたすごい。

周囲の男の刑事たちがあてつけがましく、あるいは遠まわしにイヤミを言うあたり、アメリカのドラマや映画で見る差別意識と変わりない。警察自体の官僚的体質も世界的にあまり変わりないみたい。

真犯人が写真を撮るのが趣味で大きく引き伸ばされた印画紙をはりまくっているあたり、1992年製作と20年ちょっと前だとまだデジカメの時代ではないのだなと思わせる。

Prime Suspect 2 - IMDb

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2月3日(日)のつぶやき

2013年02月04日 | Weblog

どこでもそうではないのだろうが、今回出た葬式では般若心経を印刷したプリントを配って唱和するよう促したり、戒名の由来を説明したりと、ただお経あげて終わりでなく儀式にまつわる意味を解説するようになっていた。医者でいうインフォームドコンセントに似た考えの現れということになるか。


Google Chromeの「その本、図書館にあります」機能を使ってみる。便利には違いないけれど、登録できる図書館が少なすぎ。iPhoneの「図書館日和」アプリの方がいいかも。


裏から鬼は外というでかい声が聞こえたが、福は内とはついに言わずじまい。


【本棚登録】『CREST 1000 555::湯浅譲二:オーケストラの時の時・1/花鳥風月/クロノプラスティック/アタランス』 booklog.jp/item/5/4988001…