prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「フランケンウィニー」

2013年01月03日 | 映画
ティム・バートンのごく個人的な作りの短編を長編娯楽作として作り直すのに、原典の映画「フランケンシュタイン」(1931)の構造のシンプルな強靭さが大幅に寄与したと思しい。

映画の脚色で再生する生き物がコトバを持たないというのは、哲学書や詩集まで読みまくるメアリー・シェリーの原作の人造人間から大きく離れた点だが、かえってコトバ以前からある人間性に触れているところがある。
そういう意味で再生するのが犬、というのはかえって原作返りした映画のリメークよりおおもとのところに接近したのかもしれない。

クラスメートにせむし男イゴールを混ぜたり、隣の犬が雷にうたれて毛の一部が「フランケンシュタインの花嫁」のエルザ・ランチェスターのメイクの再現になっていたりするオタク向けのサービスも欠かしません。

いくらなんでも電気にうたれただけで巨大化するのかと思うが、昔の怪獣映画の放射能みたいなものかと思えばいいのかもしれない。

ただ疎外者の悲しみというのは薄れたとは思います。「バットマン リターンズ」あたりではちゃんと大衆性と疎外感を両立させていたのだが、
(☆☆☆★★)

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1月2日(水)のつぶやき

2013年01月03日 | Weblog

悪い言葉「ボケ」を27回ツイートしたyapoono6さんの2013年の運勢は大凶です - 【 #日頃の行いおみくじ 】2012年のツイートを分析して2013年の運勢を表示!結果はこちら→ riamitsu.com/omikuji/?er=1&…


【本棚登録】『狙撃手列伝』チャールズ ストロング booklog.jp/item/1/4562047…


ボケなんて言葉そんなに使ったっけと思ったら、ボケ集の投稿のことね。外して欲しいよなあ、そういうのは。


巳年記念へび映画10選!キモい、コワい!でも見たい!? - goo 映画 movie.goo.ne.jp/contents/news/… 選から漏れやすいけれど、「恐るべき訪問者」も入れたいな。


@dortmunder_k たった今アナコンダ3と4を続けて見たとこですw あと蛇といったら「東海道四谷怪談」の蛇山庵室も忘れちゃいけない。