prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「コラテラル」

2004年11月18日 | 映画
夜景と音楽と傍役の顔が魅力的。
クライマックスは「ヒート」同様、西部劇以来の1対1の決闘になる。
しかし、それにしてもやたら混んだクラブでの撃ち合いにしても、呼吸が少しずれていたり、位置関係がなんだかわからなかったりで、ちょっとづつ不満が残る。
クルーズの殺し屋はなんかスキがないか? 劇中で運転手が「なぜ俺を殺さない」と言うけれど、本当になんででしょう。自分から自分が殺したと名乗ったら証人はすぐ消さないと。どこかで情が移ったのか?
潜入捜査官の末路がいやにあっけない。
(☆☆☆)


本ホームページ

お麩

2004年11月18日 | Weblog
京都土産のお麩を入れたうどん、おでんを食べる。思っていたものと違い、乾いたものではなくずいぶん粘り気が強い。香りがよく、三色ある。

また近くのビルにへばりついて塀で強引に囲われた柿の木に誰も食べない柿がなる。カラスもそんなに寄って来ていない。

「ゴジラ対ヘドラ」

2004年11月18日 | 映画
♪チクロ水銀カドミウム♪
公害の恐さとも今どきのホラー物の恐さとも違う、妙に歪んだ演出。
ヘドラがだんだん成長するのではなくて、小→大→中と変な順番だったり、科学者がずうっと顔に包帯を巻いたままだったり、全体に子供の夢の中のようなニュアンスがあったり。
アングラとサイケとヘドロと、70年初頭アイテムがもろに見られる映画なんて貴重だろう。
この監督はこれ一本。ゴジラものの異色作を通り越して、映画的にも怪作。
(☆☆☆★)


本ホームページ